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子供をコントロールしようとした私(自戒を込めて)

育児に正解不正解は基本的に無いと思っています。この記事は、私の子供への接し方が、私の目指す父親像から大きく乖離してしまったことへの反省と自戒を込めて書いています。ただ、同じようなことに悩んでいる方に、この記事が少しでもお役に立てば良いなと思っています。

自分の悪い癖"支配欲"が子育てに出てしまった。。

学生の時に参加したインターンシップのワークショップの時、講師の方から「あなたは支配欲が強いね」とフィードバックされたことがあります。

確かにそのワークショップでは、私はリーダーに名乗り出て、メンバーを完全にコントロールして進めていました。他人を支配・管理したいと思ってしまう悪い癖なんです。。(癖というか、エゴに近いです)

最近の話に移ります。2人目が産まれて、私が長女の面倒を見ることが多くなりました。
赤ちゃん返りなのか、甘えん坊で言うことの聞かない長女に対して、段々とイライラしてしまい、「パパ怒るよ!!」「言うこと聞かないと外に出すよ!!」と怒鳴ってしまったのです。

つまり、飴と鞭を使って子供を支配(管理)してしまったのです。。

私の子育ての理想はモンテッソーリー教育の"自主性を育む"こと

私はモンテッソーリー教育の考え方が好きです。

モンテッソーリー教育に影響されている私は、子供に対して、親の考えや価値観を押し付けず、子供の好奇心や意思を尊重するような子育てがしたいと思っています。

正解不正解の判断軸で道を選択するのではなく、自分の感性を大切に、自主性を持って人生を謳歌して欲しいと願っています。


前述に子供にしてしまった叱り方と、この理想はかけ離れていますよね。。
「パパ怒るよ」は、物事の良し悪しが、パパが怒るからダメという判断軸になり、行動の目的が"パパのため"になってしまっています。
「言うこと聞かないと外に出すよ」は、条件付きの叱り方で賞罰教育の典型になってしまっています。

子供に言うことを聞いて欲しいがあまり、自分がラクしたいがために、教育方針から外れた叱り方をしてしまったのです。私は大いに反省しました。

軽く落ち込んだのですが、、理想の父親になるためにこれからは2つのことを意識しよう思います。

意識すること①:社会性を重視し過ぎない

子供が将来苦労しないように、社会性を身に付けさせたいと考える親は多いと思います。
たとえば、公共の場で走らない叫ばない、食事中は食べ終わるまで座りなさい、などなど、社会に出ても困らないように普段から躾けますよね。
当然そういった社会性を身につけることは大切ですが、それを重視過ぎるのは良くないと考えています。
社会性を重視するばかりに、子供本来の個性や好奇心が消されてしまう場合があるからです。
ついつい社会性ばかり重視してしまうので、気をつけようと思います。

意識すること②:未熟者であることを認識する

子供は子供ですよね。まだまだ分からないこと、出来ないことばかりだということを改めて認識しておく必要があると思います。
例えば、3歳の子供に「さっき注意したよね?何でもう一回繰り返すの?」と叱っても、そりゃ3歳だから繰り返しちゃうよねと。
その年齢に適した叱り方が大切だと思います。

また、親も同様に未熟者です。完璧な親などいないし、完璧を追求する必要もないと思います。親も子供と一緒に学び成長していく。肩の力を抜いて楽しまないとね!

長くなりましたが、ここ最近感じたことを自戒を込めてまとめました!お読みいただきありがとうございました!

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