旅に出る:奈良の場合①
久しぶり。
久しぶりの一人旅。
よくよく考えたら目的地までの行程で一人きりっていつぶりよ。去年の東京出張以来?
つか、そもそも奈良っていつぶり?
大阪は結構行くけど、京都ですら、、20年行ってない。。奈良は。。えー
中学校の修学旅行以来じゃない?
そんな私に奈良で薬局している友人は問う。
「どこ行きたい?」
こんな私にコーチングのお師匠的存在の方は問う。
「奈良西大寺駅に何時にどの経路でくるの?」
・・わからん、奈良の仕組みがわからん。
奈良駅の横のホテルとったけど、西大寺駅に行くのは私。。どう言ったらいいの?近鉄?地下鉄?JR?
教えてー!えらいひとーー!
とパニくってたら、お師匠から南港からの乗り換え含めた完璧な経路説明が到着。
「これできたらええよー」と天の声。
はい、行きます行きますとも。
気分は完全にはじめてのおつかいw
言われた通りに参ります!
そして、奈良観光も友人にお任せwごめんよw
なにせ、そもそも関西まで行く手段がフェリーという、30年ぶりに奈良に行く人が選ぶ経路としてはかなりマニアックw
フェリー自体もそれこそ10年近く乗ってない。
フェリーがどんなだったかなんて、思い起こすと「雑魚寝」としか脳内イメージが湧かないのだけど、最近のフェリーはとってもきれいで諸々充実。
夜も朝もバイキングを思う存分楽しみ、早朝から展望風呂を堪能し、明石海峡大橋もみて、フェリーを大満喫。
久々の関西にドキドキしながらフェリーを降りる。
教えてもらった経路をスマホの画面に常に出し、鈍器のように重いキャリーケースとお土産でパンパンの手提げ袋と財布の入った肩掛けカバンを持った私は大阪南港に降り立った私。44歳(言わんでいい)
頭の中のBGMは完全に「だーれにもーないーしょでーおーでーかーけーなのよー♬」がぐるぐる。
向かう道中、常にアナウンスに耳を傾け、降りる駅を間違えないよう細心の注意を払う私。Facebookの友人たちにも励まされながら、どうにかどうにか、奈良西大寺駅へ。
着いた。すごい、着いた。
やるじゃん私!(44歳です)
そこへ颯爽とあらわれる赤い車。
降り立つ着物姿の女性。
着物なのにサングラス。しかも赤い縁取り。
お師匠、超かっこいい。
※注意:師匠ではないですw
「わーん!着きましたー!よかったー!」
会えて嬉しい。めっちゃ嬉しい。
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