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<大井川源流部、中流域、下流域そして駿河湾における海岸線の状況>

<大井川源流部、中流域、下流域そして駿河湾における海岸線の状況>

国民的、市民的、消費者的視点でのチェックがなされない、人が居住しない源流部まで電源開発されています。

中流域の川根本町塩郷には、大井川本流、最下流の堰堤(ダム)があります。塩郷堰堤以北における堆積土砂、塩郷以南での河床低下は、海岸線の後退という現象に至っています。

塩郷堰堤より上流はほとんど、土砂置場といった風景です。堰堤やダムの上流に土砂堆積が生じます。
年間、相当量の土砂排出が大型トラックによりなされていますが、現況ではその費用負担は公共土木費用としてエンドレスと言えます。本来なら、表流水と共に栄養価の含まれる有機物も下流域、そして海まで運ばれるのです。

そして魚族の消滅など生態系への影響も深刻です。又、塩郷堰堤より上流部の河床上昇により繰り返される居住地域への浸水被害不安も除去されていません。

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