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異国で味わうゆず塩ラーメン 韓国・ソウル旅行②

朝鮮王朝の宮殿を見て日本のラーメンを食べる


2日目、大河ドラマ気分を味わいますかということで、「昌徳宮」へ。最寄りは安国(アングッ)駅。

ところで韓国にはT-moneyカードという交通系ICカードがある。コンビニでも買えるので到着したら早い段階で買うことを強くおすすめする。なぜなら便利だから。

我々は初日に買うタイミングを逃し、都度切符を買っていたのだが普通の切符だと毎回デポジットとして5000ウォンが返金される仕組みになっていて、若干面倒くさい。そのあたりの手順がわからずゲートがエラーになるなどして「駅員さん助けてください!」状態になった。おそらく同様の旅行客が多いのか駅員は慣れた様子で案内してくれた。親切な対応に感謝。

安国駅から昌徳宮は徒歩5分ぐらい。

「空間」と書かれているのはARARIO MUSEUM in SPACEという美術館
道が広い気がする

到着。

犬の散歩中

入場料は3000ウォン。安い!この建物の左わきにチケット売り場があるのでそちらでチケットを購入。門の前にいるもぎりのスタッフに渡していざ入場。

完全に大河ドラマ

中に入ると、チマチョゴリを着たかわいらしい観光客がちらほら。

細部まで芸が細かいね

1405年に建立したという昌徳宮は、韓国国内の宮殿のなかでも保存状態がよく、最も創建時の面影を残しているのだとか。
見どころは正殿である「仁政殿」を中心としたエリアと、美しい庭園が有名な「秘苑」周辺。

昌徳宮の中心的な場所。
大事なイベントはここでやる
大河ドラマで見るやつ

我々が見て回ったのは「仁政殿」エリアのほう。ちなみに庭園エリアに入るには別途入場料が必要。仁政殿エリアだけでもけっこう広かったので庭園エリアは次の機会にすることにした。お腹も空いていたので…。

細い道

こちらの細い道を見て、せつこさんが「(大河ドラマで)追手から逃げるときに抜ける道だ!」と言っていた。ここで「わかる〜!」とハイタッチできたら韓流ドラマファン。

シャンデリアみたいなのすごい
目がちかちかする
この近くから庭園エリア

日本の城とはまた違った趣でおもしろい。色づかいも違うし、ひとつひとつのパーツの形も似てそうで似ていない。
ちなみに施設内は時間ごとに通訳サービスもあって、英語・日本語・中国語に対応している。

安国駅周辺にはたくさんの飲食店がある。すごい行列のレストランがあったのでのぞいてみると、ピザの店だった。若者が多く、いかにもSNS映えしそうな店内。王様のブランチ的なもので紹介されたのかもしれない(?)。

トラがラーメン運んでるぞ!

このあたりではトラの絵をちょくちょく見かけたのだが、後日調べてみると韓国は古くからトラがたくさん生息していて「虎の国」と呼ばれていたらしい。古朝鮮の建国神話である「檀君神話」は、熊と虎の物語から始まるのだとか…!(詳しくはこちら

ちなみにこの看板はゆず塩ラーメン店のもの。そう、ゆず塩ラーメンである、「らーめんAFURI」とかでおなじみの。ここもまた行列していた。海外(日本)の料理だから人気なのだろうか。

韓国料理の店を…と探していたら、せつこさんが「ゆず塩ラーメンって浅草で食べたわね。おいしかったよね」とアピールしてきた。

写真暗い

行列に参加。

タッチパネル式でクレジットカードも使えるハイテク食券制のお店だった。ウェイティングシートなどはないのでまずは食券を購入。するとお店の人が順番に案内してくれる。わたしはそれに気付かず行列にただただ並んでいる人になっていた。

デートでも使えそうな照明暗めのお店で、ワインなどもあるようだった。ラーメンでワインを…?そんなはずはない(と思いたい)ので夜はラーメン以外のフードも提供しているのだろう。トッピングにはチャーシュー、味玉などのほかに、ルッコラも!基本的にはぜんぶ盛りなのでトッピングをさらに追加したい場合に注文するシステム。

正直なところ、韓国に来てゆず塩ラーメン…。と思っていたが、これがかなりおいしかった。ただ、コスパが良すぎる今回の旅行で最も高いと感じたのも事実。それでも大事なことなのでもう一度。おいしかった。



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