出発時刻2分前の搭乗 韓国・ソウル旅行①
母・せつこさんへのお誕生日プレゼントで韓国2泊3日の旅へ
早朝の高速バス「させぼ号」で福岡空港に向けて出発。このバスはいつも福岡空港国際線に留まるのだが、早朝便2本に限っては国内線に留まるらしい。約90分ほどで福岡空港国内線へ到着。
空港に着いたのが8時過ぎ。高速バスを降りて国際線へと向かう連絡バスの停留所に向かっているとバスが到着するのが数メートル先に見える！
「すみません、乗りまあす」とスーツケースを抱えながら乗り込んだところ車内は大混雑。無理やり乗ったはいいが出入口ドアに近すぎたあまり「お客さん！もうちょっと詰めてください！」と運転手からアナウンス。ああ、わたしのことですよねえ、と思いながらもこれ以上詰められないものは詰められない。意地でも降りてたまるかの根性でどうにか乗車。あえて空気読まないスタイル！
（乗ったことないけど）インドの電車かよ！ともみくちゃになりながらようやく国際線にたどりつき、チェジュ航空のカウンターへ。韓国人のお兄さんスタッフが韓国語で話しかけてきたので「おっ、海外旅行始まったぞ～」とちょっとテンションがあがる（日本人とわかり瞬時に流ちょうな日本語へ切り替え、かっこいい）。なにしろひさびさの海外旅行。
チケットを発券していざ保安検査場へ並ぼうと最後尾を探すと、その列はなんと出発ロビーをほぼ一周！
せつこさんと前日に「はやめに空港いって、軽食でも食べようか」と話していたのだがそんな余裕はまったくなさそう。新型コロナの規制が緩んだタイミングというのもあるけど、人手不足というのもあるようだ（福岡空港の保安検査場、2～3時間待ちの大混雑も どうして?）。
結局、保安検査場を通過して搭乗口にたどり着いたのは出発時刻の2分前。こんなにギリギリの時刻で搭乗するのは人生ではじめて。
チェジュ航空はLCCなので無料の機内サービスはないのだが、免税ショッピングもあるし、飲み物や軽食は注文することができる。わたしはさっそく韓国の「Kloud」という缶ビールを頼んだ。支払いはキャッシュかクレジットカードが選べて、キャッシュならドル・円・ウォンのいずれかが使える。
福岡空港から韓国・仁川空港への搭乗時間は約1時間半ほど。出発時刻が若干遅延したものの11時半過ぎには到着。近いなあ！入国審査も日本語対応なのでらくちんだった。ちなみに乗っていた飛行機にはたくさんの日本人若者が乗っていて、滞在中も観光地ではよく日本語が聞こえてきた。
空港からソウルまでは電車での移動が安くて便利。電車は特急と普通の2種類があって、特急だと指定席が取れるのでそちらを選択。45分ぐらいでソウル駅に到着した。
ホテルは南大門にほど近い、会賢（フェヒョン）駅が最寄り。ルミアホテルというところで、ほぼ無人のスタイル。チェックイン時には日本語の話せる陽気なおじさんが出迎えてくれて、「お早い到着でしたね～」などと雑談しながら対応してくれた。
南大門は韓国最古の総合市場とのことで、すごくレトロな感じだった。ザ・衣料品店みたいなお店、ご飯屋さんやお土産屋さん、高麗人参のお店などが軒を連ねている。
観光客も多いのか通りでは日本語もちらほら見かける。
ふらふら歩いていたら、屋台とレストランを合体させたようなご飯屋さん（つまりかなりオープンなつくりのお店）を発見。せつこさんご所望のキンパがあるようだったので入ってみた。
外国人ですよー韓国語わかりません、をアピールするために「アンニョンハセヨー」以降は英語で話しかける。さてさて注文、と思ったら、なんとキャッシュオンスタイル！なるほどそうですか、じゃあメニューは…とたずねたら壁の写真を指差される。ハングル文字！あれだけ街中に日本語があったのに！日本語メニューを置いているご飯屋さんあったのに！
キンパをください、と身振り手振り英語で伝えて注文できたものの、ヌードルで悪戦苦闘。なにしろ種類が多いし「※★△●！」と書いてあるハングル文字のことをわたしが（読めないのに勝手に）「おすすめ」と解釈していたら「品切れ」の意味だったりと、こちらの勘違いもあいまって、ようやく注文完了したときには店員さんもわたしも互いに謎の達成感。
ベジタブルキンパを注文したんだけどこれがとってもおいしかった！！
肉も魚も入ってないのに満足感があるわけない…あったー！！！これならわたしもベジタリアンになれる。冷麺も辛うまくて最高。
店内をみわたすと我々以外ローカルなお客様たち。地元の人に愛されているのかな。納得！ちなみにナントカうどんという店名だったのだが調べても出てこない…。場所は覚えているので絶対に再訪したい。
ホテルにいったん戻って休憩。近くにコンビニがあったので早速韓国のビールを。
ビールを飲みつつ夜の予定を立てて、明洞へ！会賢から一駅隣なので歩いても移動できる距離。東京人なら絶対歩ける。
明洞ではオリーブヤングへ。海外のドラックストアってなんでこんなに楽しいんだろうか。思い返せばアメリカでも台湾でもドラッグストアに一番長居した気がする。海外の人がドン・キホーテやマツモトキヨシに押し寄せる気持ちがいまさらながら分かったかもしれない。
ガイドブックやインスタグラマー情報によると韓国にはダイソーもあるらしく、しかも品ぞろえが日本とちがって面白いというのを目にしていたのでついでに近くのダイソーにも立ち寄ったところ…。
休業中だった。終了。
せつこさんに夕飯は何が良いかと尋ねたところ、「チーズタッカルビ！」とのことだったので、「ユガネ 明洞2号店」へ。ガイドブックに載っていることもあってかスタッフも慣れた様子で案内してくれる。若干並んだけど回転率がよく店内も広いので予約なしでも10分ほどで入ることができた。
あまり覚えてないけど、チーズタッカルビとチジミとチャミスル、ビールと頼んで安かった印象。5000円ぐらいかなと思っていたら4000円だったみたいな（曖昧すぎる）。
我々親子はそこまで大食いではないのになぜか海鮮チジミも頼んでしまった（周囲を見渡すとほとんどの人がチーズタッカルビしか頼んでいなかった）ので、残りはテイクアウト容器をもらってお持ち帰り。エコだね！これがSDGsか。
ちなみにこのお店の1階にあるアクセサリーショップがすごく良くて、1000円ちょっとでイヤリングやピアス、イヤカフなどがゲットできる。わたしはシャネルとショーメのパチモンみたいなイヤカフを2つ買って大満足。
夜はまだまだこれからー！という感じだけど今朝早かったので再びコンビニでお酒を買い込みホテルでゆっくり過ごすなどして1日目終了。
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