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【イベントレポート】JBUG金沢#0 業務の見える化でチームの仕事を効率化しよう!

こんにちは!ヌーラボのマコリーヌこと、藤本です。

2024年5月31日に石川県金沢市でBacklogユーザーイベント「JBUG」が開催されました。今回のイベントでは、タスク管理に関するさまざまなセッションが行われました。

本ブログでは、BacklogとSlackの連携の利便性とカスタマイズ方法についてのセッションや、Backlogの初期ユーザー向けにタスクの進捗管理や課題の自動登録の方法を中心に、イベントで紹介された内容をお届けします。


イベント概要

日時:2024年5月31日(木)19:00〜
会場:ITビジネスプラザ武蔵
参加お申し込みhttps://jbug.connpass.com/event/318097/
参加費:無料

Backlogと他サービスの連携を試してみた話

最初に登壇されたのは、株式会社エイブルコンピュータの永井さんです。

BacklogのSlack連携を使うことで、Slack上でBacklogの課題を作成したり、Backlogの課題についての更新をSlack上でリアルタイムに受け取ることができます。今回のセッションでは、BacklogのSlack連携「お手軽版」と「カスタマイズ版」の2種類のSlack連携方法が紹介されました。

BacklogのSlack連携 〜お手軽版〜

  1. 通知を設定したいBacklogのプロジェクトを開きます。

  2. 左側のバーから「プロジェクト設定」を選択。

  3. 「プロジェクト設定」画面で「インテグレーション」をクリック。

  4. Slackアイコンの右にある「設定」をクリックし、通知先を設定します。

これで簡単にSlackとの連携が完了します。

BacklogのSlack連携 〜カスタマイズ版〜

カスタマイズ版では、SlackとBacklogの間にAPIを利用することで、さらに高度な連携が可能になります。具体的には、Slackのメンションを追加するなどの機能を実装できます。

APIを使うメリット

  • 必要な情報の取捨選択が可能

  • メンションによる通知漏れ防止

  • Block Kitを使った見た目のカスタマイズ

一方で、カスタマイズ版には以下のデメリットもあります。

  • プログラミングが必要

  • ランニングコストがかかる

  • 若干のAWSの知識が必要

これらの課題を解決するために、永井さんがサンプルコードを用意してくださいました。興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

課題の自動登録で小さく始めるタスクの見える化

次に登壇されたのは、株式会社ドリームガレージの相羽さんです。相羽さんは、Webやスマートフォンのアプリケーション開発を中心に活動しており、Backlogを10年以上愛用されています。

相羽さんは、Backlogの初期ユーザーが直面する「入力項目が多くて難しそう」「まずどんなタスクを登録すれば良いかわからない」といったハードルに対して、具体的な使い方のアイディアを紹介してくださいました。

まずはタスクの進捗管理から始める

Backlogは入力できる項目が多いため、初心者にとっては複雑に見えることがあります。相羽さんは、まず最低限の情報だけを登録することを提案しました。具体的には、担当者・期限・状態の3つの項目に絞ることで、Backlogの活用ハードルを大幅に下げることができます。

メールによる課題の自動登録

Backlogのインテグレーション機能には、「メールによる課題登録」があります。課題登録用のメールアドレス宛てにメールを送るだけで、課題が自動的に登録されます。

例えば、お問い合わせフォームの転送先としてこのメールアドレスを設定するだけで、お問い合わせメールが自動的にBacklogの課題として登録されるようになります。これにより、問い合わせ内容を効率よく管理できるようになります。

Backlog APIを活用したタスクの自動登録

メールによる課題登録では対応しきれない細かな設定が必要な場合、Backlog APIの活用を紹介する相羽さん。Backlog APIを利用すると、内容に応じて期限や担当者を変更したり、1つのイベントから複数の課題を作成したりすることが可能になります。

今回の相羽さんのセッションでは、Backlogでのタスク管理のハードルを低くし、効率的に課題を登録・管理する方法を紹介いただきました。Backlogの初期ユーザーが直面する壁を解決するための有益な情報となったと思います。

記念撮影タイム

最後に、Backlogポーズで集合写真📸 
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