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目線の固定①

いつも同じ基準でラインを引く。

これが口で言うのは簡単だが、実際やるとなると難しい。自分の場合は値動きに合わせてラインを引くのではなくて、「角度は元からある」というオカルトを妄信してラインにMAが沿っている時にトレードするようにしている。


値動きの癖とか習性とかそういうものを何とか見つけようと検証するのだが、値動きに合わせてラインを引いても一向に糸口が見えてこず、何なら引いたラインを消して同じシーンに再度ラインを引いたら一度目と違うものになった・・・とかいう状況に陥ったりもしつつ。。。


あくまで自分の場合だが、斜めチャネルから出て行く波に「180°」の固定ラインを当ててどのような往来をしているのかを見ると法則が見えて来た。

180°とは、つまり水平ライン。 

そうすると、「一定の縦の長さの波がどういう時に出てどういうふうに折り返すのか」ということが分かってきた。

イメージはこんな感じ。いつものライン。

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上の図のように、斜めをブレイクする時に「ここにラインがありますよ。これを踏み台にして上昇します。」という具合にリテストがきっちり入った場合は上昇の始点が判りやすい。


リテストがない場合は安値が始点になっていたりする。

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いつも言っているように、この場面が上位足ではどこに位置するのか、MAがどういう軌道なのかというのが前提。

水平をボックスに変えて解説した記事はこちら 「ヘソダブルチャネルとボックス」

https://note.com/mako_charter/n/nd3372a31911e


上下の動きに固定の最小単位がある以上、斜めの角度が数種類に決まるというのはまあ頭では理解できなくもない。

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ただ、その斜めをきっかけに伸び始めた値動きが、必ず一定の縦の長さで意識されるという理由がうまく説明できない。トレードでは現にそうなっている事実に従うだけだが。

`現にそうなっている事実’の中には、「角度は元からある」「MAが値動きを司っている」ということも含まれていて、チャネルトレードにおいてはこれらの感覚はとても重要で、毎回目線を固定するための前提の考え方だと個人的には思う。


※例に挙げた「チャート」の設定はこちら。
あくまで目線の固定の練習。

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1か-1かがランダムに入力されるようにセルを設定し、下にダダダっとコピーした。その分布をグラフにしたものが青い線。金融商品のチャートと違って上下の動きは完全1:1で固定されているので、、、



追記:思いの他、「スキ」を押してくれる方が多い。この記事の言いたいことが、タイトルの「目線の固定」ではなくて、「二次元グラフの不思議」についてであることが伝わっているようで良かった。

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