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支配角度

値動きを都度止めつつもトレンドの強さに抜かれては、また止めて、、、

やがて天井圏・底値圏では最終的に本当に波を止めてトレンド転換させる、そういう角度を

「支配角度」

と呼んでいる。  

※「境界角度」と呼ぶ時もある。

下の画像の赤ラインがそれ。

この記事を書いている時点のチャート



トレンドと同じ方向の支配角度もあるが、


上下反転させると役割が入れ替わるだけ。


水平に近い角度で、波を止めては抜かれているラインであり波の勢いが最終弱まってトレンド転換する時にこの角度に沿ってシフトし、方向転換するというイメージ。


方向転換した部分だけを見ると逆三尊や三尊に見えたりする。


値動きも波だと捉えるならば、本当の波(水)の勢いを止める時にどういう角度で止めるイメージになるか。

たとえば、ある村で近くの河川がたびたび氾濫して、洪水の被害に代々悩まされていたとする。(江戸時代に作者の地元がそうだったようで、人柱の証である地蔵が河岸に祀られています。)

村人で堤防を作ろうとなって実際に治水工事に取り掛かって、、、


こういうイメージ。最終的に最も緩い斜めの壁(支配角度)に沿って折り返していく。

値動きも同じ。

この支配角度が取れれば、「ここでは止められない」という所から順張りするのも楽になり、トレンド転換のタイミングも波だけ見るよりは判断しやすくなるかと。

今回はこの辺で。

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