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攻防ゾーンとEMA①

水平も含めていずれかの角度で取ったチャネル、その外側には「攻防ゾーン」というものがあるということを1つの基本として、各目線での記事を書いてきた。

⇩過去記事「チャートの流れ」より

※過去記事「チャートの流れ」

今回は攻防ゾーンをEMAの観点から見てみる。

この記事を書いている時の米ドル/円(1分足)


青は単純に目立った点を繋いだサポートライン(0-2ライン)をチャネル化したもの。

赤は右下がりの支配角度。
黒は右上がりの支配角度。

ロウソク足を消したもの。

支配角度のチャネルは両角度とも75EMAの目立った高安に当てただけ。75EMAにチャネルを当てたら、もっと細かくロウソクに付いて動いている25EMAはハミ出すことになるが、その2種類のEMAの「差」に注目する。

ちなみにEMAも消したもの。


サイズを比べる。

イメージ図にて


フィボナッチでしっかり測ると、
1:4,236 になっている。

4.236は、フィボナッチ数列において「ある数を3つ前の数で割った値」 ※表の右下


こちらは過去記事でも使ってきた、
大きいほうを1と見る当て方。


ちなみに、波が続いている時のロウソク足ベースの押しが21.4%になるということも過去記事で書いたが、波が抵抗にぶつかって止まったポイントで値が攻防するスペースが波全体に対してその%になるといえば良いだろうか。

※過去記事「値幅とエリオット波動②


再度1枚目の画像


自分としては「チャネルからのハミ出し」という見方ではなく、数値別のEMA≒平均値の差だと捉えている。そういう見方で、波の折り返し点をイメージしたり折り返し後の右肩を予測したり。

どの角度で見てもマジカルに上記の性質はチャート上にあるのだが、過去記事でも言ったように自分は鈍臭いので角度は数種類に固定して見ている。

何かの参考になれば。
今回はこの辺で。


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