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米ISM非製造業景気指数51.4、4年ぶり低水準から改善

8/5(月)23時に注目されていた、7月の「ISM非製造業景気指数」が発表になりました。

ISM非製造業景気指数(7月)23:00
結果 51.4
予想 51.1 前回 48.8


51.4と、予想を若干上回ったこと、50割れを懸念されていたので、ひとまず安心感に繋がっているようにみえます。


*ISM非製造業景気指数(7月)詳細
総合   51.4(48.8)
景況指数 54.5(49.6)
新規受注 52.4(47.3)
雇用   51.1(46.1)
入荷水準 47.6(52.2)
仕入価格 57.0(56.3)
輸出   58.5(51.7)
輸入   53.3(44.0)
()は前回

Bloombergより


■Bloombergより

サービス業の雇用指数は1月以来初めて拡大を示し、昨年9月以来の高水準となった。

ISM製造業の生産指数に相当する業況指数は、前月に2020年4月以来の急激な落ち込みを記録した後、7月は約5ポイント上昇した。新規受注指標も拡大圏に戻った。

ISM非製造業景況調査委員会のスティーブ・ミラー委員長は「調査回答者は、企業活動が横ばいか緩やかに拡大しているとのおおむね前向きなコメントとともに、コスト増加が企業に影響を与えていると再び報告した」と指摘。「次期大統領選については、様子見のコメントが続いた」と述べた。

7月は娯楽・レクリエーションや宿泊・食品サービス、鉱業、建設を含む10業種が活動拡大を示した。一方、活動縮小を示したのは8業種。
仕入れ価格指数は0.7ポイント上昇の57と、過去1年の平均と同じような水準となった。

受注残の指数は6月に急減した後、7月はわずかな拡大を示し、輸出受注はより速いペースで増加した。


マーケットの反応

これによって、株は世界同時株安に巻き込まれ急落していますが、債権利回りは2年・5年・10年とも上昇。為替はドル高に振れました。
NY株式5日(NY時間10:06)(日本時間23:06)
ダウ平均   38810.35(-926.91 -2.30%)
ナスダック   16179.46(-596.70 -3.47%)
CME日経平均先物 32620(大証終比:+1240 +3.82%)
USD/JPY 143.34 EUR/USD 1.0966 GBP/USD 1.2771
https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202408051232


最後に

いかがでしたでしょうか?自分なりにざっくりまとめてみました。
・先日のISM製造業や雇用統計から、悲観されていたが予想を上回った
・雇用も含め非製造業は好調

これで安心感が広がって、同時株安などが落ち着くといいなと思っておりますが、日経平均が歴史的急落の後です。

今週末のSQ、来週は米SQということで、しっかりシートベルトを締めていきましょう。
もうはまだなりです。

誤りやご指摘などありましたら、ぜひコメントに書き込みをお願いします。
それでは。

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