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思春期のからだの変化をポジティブに捉えている娘に感動した話。

我が家では、長女5歳、次女3歳くらいからお家での性教育をやっています。

↑おうち性教育をはじめた頃のnote、懐かしい。


その後、私自身も性教育講師として活動し始め、うちの本棚には性に関するいろいろな本や絵本があります。
長女は自分でどんどん本を読んで、月経のことや射精のこと、ジェンダーのことなどについても、本から知識を得ているようでした。

そんな長女も今年から小学4年生になり、自分にいつ月経がくるのかな〜などど、よく私と話しています。

そして、今日は学校からナプキンの試供品を持って帰ってきました!

そして、夕飯の準備をしながらこんな会話をしました。

娘「今日〇〇ちゃんと一緒に生理のこと話しながら帰ったんだよね〜」

私「そうなんだ!どんな話したの?」

娘「〇〇ちゃんが生理怖いな〜って言ってたから、私は楽しみだよ!って言ったんだ。
『なんで?』って聞かれたから、『生理がいつ来るのかとか予想したり、その痛みがどれくらいなのかとか考えておくことが楽しみだよ〜!』って言ったら、〇〇ちゃんも『そっかー。じゃあ私もなんだか楽しみになってきた〜』って言ってたんだよ〜!」

なんと!そんな会話が繰り広げられていたとは?!
母、感動!!!!

私「そうなんだ!!娘ちゃんは、自分の体調を自分で予想したり考えたりできるのが、楽しみって感じ?」

娘「そうそう!!!」


娘が、これから起こる自分の体の変化を、とてもポジティブに捉えてくれていること、そしてそのことを友達と一緒に話をしながら、「生理ってこわくないよ」と伝えていたことに、私はとても感動してしまいました。


もちろん、月経の話をきちんと聞いたとしても、月経に対して不安な気持ちを持ったり、いやだな〜と思ったりする子もいると思います。
その気持ち自体を否定する必要はありません。
だって、血が出るんだもの。そりゃ怖いよね。

でも、こうして友達同士で月経のことをざっくばらんにおじゃべりしながら、困ったことを話したり、知識をシェアしたりすることで、不安な気持ちを少しでも減らせるといいですよね。

我が娘ながら、グッジョブ!!!!!!



そして、娘たちが小さいときから、月経の話をしたり絵本の読み聞かせをしたりしていて、「性の話はタブーではない」という認識が娘にはあって、だから友達ともいつものおしゃべりと同じように、月経の話ができたのではないかなと。

やっぱり、小さいうちからのお家での性教育って、めちゃくちゃ大切だよなと、娘との会話でつくづく感じました。

(ちなみに、昨日ちょうど私が主催で「親子性教育講座思春期編を開催し、月経の話などをしました。娘の友達(今回出てきた子とは別の子)も来てくれていて、「昨日ちょうど話を聞いたやつだね!!」とその子とも話が盛り上がったそうです。こちらもめちゃくちゃ嬉しい!!!)

これからも、娘たちと一緒に体のこと、心のことを話をしながら、「自分のからだのことを知る、考える」ということ自体を、私も楽しんでいきたいなと、思いました。


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