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学校の授業の前に生き方の授業を

僕は自称うつ病になってからというもの自分自身のメンタル回復や生き方の見直し、コミュニケーション障害克服のために生き方の知恵をむさぼるように勉強してきました。

そして勉強すればするほど「先に言ってほしかった。今もこの情報がないことで苦しんでいる若い人がいるんじゃないか」と思うことが多くあり、端的にいってしまえば学校でならう勉強の前に生き方の知恵をならう必要があると感じるようになりました。

僕自身は中学校で人間関係につまづき、勉強もしなくなってしまい、ほぼ人間関係のことだけを考えて高校卒業まで生きていました。今思えば人間関係も勉強も同じアドバイスで解決すると思っています。

今回は昔の自分(中学生くらい)にアドバイスするつもりでいくつか学んできた生き方の知恵を書き、どこかで同じように悩んでいる若い人に届いてくれたらいいなと思っています。

アドバイス① 自分の事を知って、できるだけやりたい事をしよう

あまり日本の教育や社会の在り方では重視されていないが、27歳になって人生を進む上でもっとも大事な力は「自分のやりたい事がわかる力」だと思っている。人はやりたい事がわかればやる生き物。やらないのはわからないからだし、それが大切だと教わっていないから。やりたい事とは人が評価してくれなくてもやりたいものの事。最初はわからないと思うが今日は何が食べたいかとかこの色好きだなとかそんな小さな事でも自分が喜ぶものを意識して、毎日できるだけ多く自分が好きな事に関わる時間をつくろう。学校の勉強は好きな事と結び付ければ面白くなるかもしれない。

いずれそこから見つかったやりたい事が仕事になるかもしれない。ならなくても人生の幸福度は確実にあがる。仕事は長い時間人生を費やすものだ、それが自分が好きなものじゃなかったら辛いだろう。逆に好きな事を仕事にできたらなんと楽しいだろう。好きこそものの上手なれという言葉のように好きなやつが最強だと思う。仕事の成果=情熱×時間 と教わった事がある。好きな人は情熱は高い、好きだから何をしていてもどこかでその事を考えてしまうから時間も長い。困難にぶつかっても進むだけの動機もある。 世の中をよくする仕事はきっと好きから生まれている。だから小さな事からでいい。自分の思考、言葉、行動を観察して自分への認識を深めて、自分が喜ぶ選択をできるだけ多くしてください。

アドバイス②マインドセットを成長へ

人間には人は生まれてから死ぬまで成長し続けられると信じている人(しなやかマインドセット)と人は生まれつきの才能で全て決まっていると思う人(硬直マインドセット)がいるとマインドセットという本に書いてあった。そしてその真実はどちらも信じたようになるのである。であればしなやかマインドセットを選ぼう。自分は成長することでなんでもできる。なんでもできるならどの好きな事をしようか。そう考えてほしい。しなやかマインドセットの持ち主は困難にぶつかった時もこの状況から何を学べるだろうと考え喜々として向かいあうことができる。失敗した時もこの失敗から何を学べるだろうと考える。成長に意識を向けることであらゆるものから学ぶ事ができ、幸福度もあがるのだ。

この考え方を補完してさらに背中を押してくれる言葉も紹介しておこう。仏教にはタタータという言葉がある。意味は「起こる事が起こり、それ以外はけっして起こらない」という事。またダライラマさんを抑えて世界でもっとも影響力のあるスピリチュアルリーダーに選出されたエックハルト・トールさんは「今起こっている事が何故自分に必要かというと、それは今あなたに起こっているからです」といっている。人生に起こることは常に自分にとって最善の事だと信じていれば心を強くもって進むことができる。現に僕にとって高校卒業時うつ病っぽくなった事は当時の自分には人生で一番つらい体験だったが、今思えば弱さを知り、優しくなれ、人生を深く見つめなおす機会になり、人生で最良の出来事だったと思っている。

人生万事塞翁が馬(長い目で見れば、良い事が悪い事になったり、悪い事は良い事になったり、本質的に物事に良い悪いはなく、とらえ方次第という中国のことわざ)。今辛い事があってもこれは必要な事であり、最終的に一番よかったと思える時がくると信じて進んでください。

アドバイス③原則にしたがって行動し、仲間と一緒にシナジーを生み出そう。

尊敬する著者(雲黒斎さん)がブログでこんな事を書いていた。

自分を愛するということは、皆を愛するということと同義です。

他人を傷付けるということは、自分を傷付けることと同義です。

自分を認めないということは、他人を認めないことと同義です。

皆を認めないということは、自分を認めないことと同義です。

自分を苦しめるということは、皆を苦しめることと同義です。

皆の苦しみをそのままにしておくことは、自分の苦しみをそのままにしておくことと同義です。

この考え方を聞いた時、たくさん失敗した経験則からすぐに納得できた。自分=他人。自分を扱うようにしか他人は扱えない。これが原則であり、まずは自分の気持ちを大切にするところからしか何も始まらない。そしてそれを他人に応用していくのである。

27歳になり、社会にでたら人と協力できないと真に楽しい事はできないと確信しはじめている。

だから原則にしたがって自分と相手の得になる道をみつける力

相手の話を深く理解し、自分の考えも伝えられる力

を身に着けていってほしい。

その力が仲間をつくり、お互いを掛け合わせて1+1を10にも100にもしてくれるはずだ。これをシナジー(相乗効果)と呼ぶ。仲間をつくりシナジーを生み出し、みんなでより楽しい人生を送る。

そのための能力を磨きながら進んでください。

以上3つになります。

辛かった自分にむけると記事にも気持ちが入るものですね。びっくりするほど早く書きあがりました 笑

教育については非認知能力(非認知的能力とは、例えば、目標に向かって頑張る力、他の人とうまく関わる力、感情をコントロールする力など)が人生を左右するという研究発表がなされ、それについての本がでるなど社会的には日々進歩しているように感じます。

非認知能力の育成は就学前が効果大ということですが、例えば小学校の授業に1時限目「生き方」が入れば世界はもっと面白くなるんじゃないかと思ったりしています。

より多くの人が力強く楽しく幸せに生きる為に必要な情報にできるだけ早く出会える社会。みんなが自分の喜びを行動に移せる社会にするべく、情報発信と農業からの心身の健康のサポートをしていきます。

まだ非認知能力の本は読んでいないので読んで記事にできたらと思います。

ではこれにて失礼します。




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