猫耳戦記 シーズン2 第十八話 ネバーランド侵攻作戦!

 九尾は国の西側の第二修羅城に修羅の国の兵士1,000人の部隊を集めた。

 巨大ロボットと空飛ぶ歩兵部隊の八咫烏隊、数はロボット50機とその他は歩兵や修理担当の人々で構成されていた。

 これだけの人々を移動させるために、異世界から盗んできた車、300車両がいわゆるテクニカル(ピックアップトラックに機関銃を装備した車両)に改造されて使われることになった。

 そうは言っても兵力三万のネバーランド軍と戦うには今一つ現実にかけていた。

 九尾専用機も開発されて、九尾もその専用の白い機体に満足している。
 九尾専用機は遠隔ドローンを10機、同時に操作してドローンに装備された機関銃で撃つようなそんな機体だ。
 鈴、マドンナ、アリスは既に内部で破壊工作を始めていた。

 〇〇〇

 

 キャプテンフックは攻撃の火の手が自分に届く前に、早く戦争を終結させたかった。
 しかし、捕まるわけには行かないので、トロイの木馬として連れ込まれた人々を何とかする必要があった。
 そこで、考えた作戦は彼らを魔物にすることだ。
 吸血鬼に人間の血を吸わせれば、その人間は吸血鬼になる。
 抵抗する人間はメデューサを使って石化させることにした。 
 ピーターパンが連れ込んだ1,000人の内、250人が吸血鬼にされ、残りは石化され、墓地として作られた大きな穴に乱暴に捨てられたため、破損したりしている。他に元々いた人間はそのまま芥子栽培を続けている。

 自分の味方は元々三万だったが、軍を率いる総大将になれる人材、ケルベロス一世が離反したことで人狼の軍隊、一万人がオルトロスの配下となり、軍勢として頼れるのは吸血鬼の部隊とメデューサだけだった。他にも50人の精鋭巨人軍団もある。

「国家総動員令をかける。吸血鬼は魔物としては弱いが数で言えば百万はいる。すべてを引き連れて九尾を狩ってくれ、ドラキュラ二世。」

「我々は存亡の危機、必ず勝利を手にするまで戦います。」

 ドラキュラ二世は責任感が強かった。使える軍勢かどうかはキャプテンフックからしたら怪しい気がしたが任せることにした。

 

 〇〇〇

 

 戦争が起きる直前、ピーターパンはティンカーベルと共にオルトロスが率いる神聖ハデス北部帝国へ移った。
「ピーターパン殿。よくぞ参られた。母に会って下され。」
 オルトロスは城に来たピーターパンにそう言った。
 「いや、僕は彼女に合わす顔がないです。」
 「いいから会っていって下され。一言いいたいらしいんで。」
 オルトロスはウェンディを連れて来た。
 「やぁ。元気に・・・してた?」
 合わす顔のないピーターパンはそう声をかけた。
 「元気にしていたと思うの?」
 ウェンディは複雑な心境でそう言った。ピーターパンに連れて来られなければ、魔界で酷い目に合うこともなかっただろう。
 しかし、誇りに思うオルトロスを産むこともなかっただろう。
「私は幸い元気だったけれど、多くの女の子があなたに異世界へ連れてこられたせいで苦しんでいると思うよ。」
 ウェンディはそう言ってピーターパンを咎めた。
「僕は、ずっとウェンディがあの牢獄に閉じ込められているのだとキャプテンフックから聞いていた。言うこと聞かないと君がどうなっても知らないと言われて、騙され続けて来た。言い訳だけれど・・・それが許されることだとは思っていないよ。」
「そう・・・。もっと早く私が救われていたことを伝えられれば良かったね・・・。」

 ウェンディはそう言った。

  〇〇〇
 鈴とアリス、マドンナの工作員部隊はドラキュラ二世が吸血鬼軍の後釜になったこと、百万人規模の軍勢を従えていること、送り込んだ1,000人の阿修羅軍が吸血鬼にされて言いなりになるしかないこととそうならなかったものがメデューサによって石に変えられたことを伝えた。
「あの野郎・・・ビビってたくせにやることはやってくれるな。厄介な敵じゃ。」
 九尾は鈴からの報告を受けてそう言った。
「メデューサの魔法は解けるものなのか? マドンナよ。」
「まずメデューサを殺害するか捕らえて、メデューサの血液からメデューサ自身が石にならない成分を取り出して振りかければ解けます・・・。魔法だけでは厳しいです。目を合わせただけで石化される能力を持っているから厄介な相手です。しかし、私たちが目だと思っているその目は恐らく目ではなくレーザー光線銃のような器官だと思われます。実際、あの化け物は普段その目を閉じて生活しているので・・・目は髪の毛のように生えている蛇が目なのでしょう・・・。もし先に九尾様が出くわしたらその点に注意してまず頭の蛇を攻撃するべきです。なるべく遠距離から。」
「鈴、アリス、マドンナの三人で攻略できるか? 一旦は任せたい。その後は石にされた阿修羅軍を解放して合流せよ。そしてシンデレラ城を徹底的に破壊し、キャプテンフックを捕らえろ。」
「メデューサの攻略方法は私が検討します。攻略の糸口には考えがあります。」
 マドンナがそう言った。
「ならば、この件はマドンナに任せる。」
「了解しました。『私が』やります。」
 マドンナは出世欲が強かった。
 この報告後、西へ向かって修羅軍とそれを率いる九尾は進軍を開始した。 

 〇〇〇

  オルトロスの率いる神聖ハデス帝国の北部軍勢はケルベロス一世を含めて一万の軍勢が味方についた。
「叔父上、我らの味方について下さり、感謝いたします。」
 オルトロスはケルベロス一世にそう話しかけた。
「おう! 立派になったな。オルトロスよ。」
 ケルベロス一世の離反により、軍勢は敵が二万、北部軍は二万五千の戦力で、常備軍という意味ではネバーランド軍を上回ったが、国家総動員をかけて、吸血鬼の軍勢百万人と、メデューサ、巨人の精鋭が敵になる。
 オルトロス軍は人狼歩兵がほとんどの戦力となっている。
「軍勢は揃ったな。だが南側は大陸の火薬庫と言われるほど武器を持っている。ネバーランドは武器の製造も盛んだからな。百万人が我々を一撃で倒すシルバーバレットを大量に製造し始めただろう・・・。」
「そうですね。でも銀は希少な金属。そこまで用意できているとは思えないです。ですが、気をつけましょう。普通の弾丸だって当たれば死にます。」

 人狼族は一人一人様々な魔法が使える。

 例えばオルトロスを始め多くの者が炎の魔法の使い手だ。

 薬物を使って命令魔法を強化するのはケルベロス一世の息子のケルベロスはできたが、言葉で魔物などを支配できる魔法を持ったものはこの軍勢にはいない。

「しかし、お前を総大将とした軍勢だ。お前が皆を鼓舞しろよ。」

「そうですね。叔父上。」

 オルトロスは部下に命じて城の目の前に常備軍とケルベロス一世の軍を召集した。

 そして演説を始める。

「我々の敵は国を乱す武器商人を大量に抱え、違法な薬物を大量生産している南部、ネバーランドへ侵攻する! 悪逆非道の王、キャプテンフックを討つぞ!」

 オルトロスは短く、そう怒鳴った。

 人狼族の人々は獣のような遠吠えをした。

 

 〇〇〇

 

 ネバーランドはシンデレラ城の城下町を囲むように巨人が塹壕を作る作業をしていた。

 身長が二十メートルを超える巨人たちが自分を隠すより大きな塹壕を掘っている。
 キャプテンフックは逃げようとしたが、異世界へ行くと必ず暗殺者の鈴に命を狙われる。だから、この世界から逃げるわけには行かない。もう戦争で負けるわけには行かなかった。
 なるべく泥沼の戦争をしなければならない。
 巨人たちは土を一か所に集めて所々に小高い山を作り、防衛ラインを強化していく。
 塹壕と言うより山と谷が交互に作られている。
 地形は変えたが、物流と治水が止まらないように道は一本だけ残している。百万の吸血鬼軍に行き渡るよう武器と食料の供給先が遠いのは致命的だったため、武器の製造工場は城下町に誘致し、食料と薬物の畑も囲うように塹壕を作らせた。

 ○○○
 武器商人の小人は異世界から手に入れたAK47小銃を大量生産している。

「・・・ふふふ・・・儲かって儲かって仕方ないなぁ・・・。」

 小人たちは九尾・オルトロス連合軍とネバーランド軍の両陣営に武器を供給している。質には差がないが小銃百万丁というとんでもない数の注文にほくそ笑んでいた。

『こびとのぶきや』という企業が銃器に関しては独占販売している。

「馬鹿な奴らだと思わんか? キャプテンフックも九尾もオルトロスも。」

 シャッチョは工場長のブッチョに声をかけた。

「全くですな。自分達でも気づかぬうちに戦争などしている。仕掛けたのがお互いだと思っているところが滑稽ですな。」

 ブッチョはそう言った。

「そうだろう。我々が儲かるように導いてきたのだからな。」

 シャッチョは不敵に笑っている。

 こびとのぶきやはネバーランドからアヘンの中つ国への密輸を雇っているマフィアを使って間接的に行うことで私服を肥やしていた。

 九尾はそのことに怒っていたが、それを行っている主犯が国のトップだと勘違いしている。

「どっちが勝つだろうかね?」

 シャッチョはブッチョにそう聞いてみた。

「銃の数の差が、魔力での戦いの戦力差を埋めるでしょう。ふふ・・・どっちでも良いですね。しかしネバーランドが勝てば、中つ国への侵攻も始められる。そうすれば半永久的にネバーランドから収入が得られるでしょう。」

「では、ネバーランドに肩入れするか。MSはどうする?」

 こびとのぶきやは中つ国支社でその新兵器の開発にも携わっていた。

「そうですね。ネバーランドにもっと強い奴を売りつけませんか。名前はラット・ピエロ・・・と言うのはどうでしょう。」

「ネズミの道化師・・・という意味だな・・・。しかし、中つ国が主導で開発した物より強いものができるのだろうか。」

「最初は弱くても良いではないですか。質の良いものは後から売りつけるのです。名前はシュナイダー。仕立て屋と言う意味です。」

 こびとのぶきやのシャッチョとブッチョはすごく悪い人たちだった。

 その悪さには醜悪さも伴っている。

「一見、向こう(九尾)が有利に見えていただろうが、こっちの方が数で優っている。MSは向こうの決戦兵器だが、こっちにも売ってあげよう。何台売りつけられる?」

「原材料が向こう(九尾)にしかないのがネックですね。部品だけ作ってこっちで組み立てる必要があるでしょう。」

「もう部品からなにから一からこちら(ネバーランド)で作る方がいいか。」

「そうですね。その方が恐らく良いでしょう。設計図だけは中つ国支社から得る必要がありますが・・・。塹壕作戦は地形が変わっているほどで抜けるのに物凄い時間がかかるでしょう。この戦いが長引けば・・・そうだ。向こうの世界の戦車を大量に作ることを提案しましょう。あれならMSを足止めできる。」

「我々はブラック企業だな。従業員には長時間労働をさせることになるだろう。」

「全くですね。ハハハ。」

 こうして、役員以外は寝ずに作業をすることになった。

 

 〇〇〇

 

 こびとのぶきや、中つ国支店はネバーランド店からMSの設計図を送るよう言われて悩んだ。何故ならその事情を九尾の諜報機関が掴んだからだ。

「・・・。」

 シシャッチョはだんまりである。

その件について、諜報員の鈴が突き止めたので鈴がそのことを問い詰めている。

「おい。MSの設計図をお前らは向こうに渡す気か? 気は確かか?」

「いいえ、滅相もございません。そんなことしたら戦争が長引いてしまうでしょう。」

「お前らは儲かっていいな。ネバーランドに百万の軍勢がいて一人一人がお前らの作った銃を持っているらしいじゃないか。さぞ儲かったろ?」

「本店は儲けているでしょうが、それは向こうの話。支店はそうでもないのが現状ですね。」

「これまで、アヘンをこちらに密輸していたのはお前らの下っ端らしいな。武器などもそうだな。ハデスのケルベロスが主体だと思っていたし、生産地のキャプテンフックの裏側にお前らは上手に隠れていたようだな。我々は為政者側なのにそれに気が付かないとは実に巧妙だ。ましてや一般人はお前らのことなど気にも止めないだろう。」

「・・・。」

 鈴の質問にシシャッチョは黙った。

 鈴は大小のペンチと針を用意していた。

「拷問させるつもりかな。お前は・・・例えば指と指の間に針を刺すか、それともペンチで爪をはがすか。お前の陰嚢をペンチで潰すか。私にはその痛みは想像つかないが・・・痛いだろうな。どう思う?」

「それは・・・勘弁してください。」

「勘弁して欲しいのか? じゃあ何とか言え。」

「何を言えばよろしいのでしょうか。もう既にご存知のことを答えるだけになりますが・・・。」

 鈴はそう言われて針を火に炙ってからシシャッチョの手に刺した。シシャッチョは痛みに顔を歪めた。針はまだ何本もある。

「まだ爪の間には入れないだけ良いだろう? お前が言うべきことは、お前らの陰謀がいつから始まり、いつ終わるのかだ。それと百万丁の銃の調達状況だ。」

「分かりました。もう全部言います。言うので勘弁してください。」

  〇〇〇

  こびとのぶきやは、この世界の武器、刀剣や銃器、戦車、ゴーレムなど兵器を開発することに長けている。ついでに言えばマッドサイエンティストのジキル博士も彼らに所属する取締役兼研究者だという。

 ロボット兵器の開発は九尾が異世界から集めた人々を使って開発されたが、製造はこびとのぶきやが行っている。

 思えばこの『こびとのぶきや』という可愛らしいフォントの社名の会社が悪どい商売をしていると、一般人には分からないようにしていたらしい。

 戦争が無益だと九尾は考えていたが、そこに目をつけていなかった。

 計略の始まりはもう百年も前の話であり、九尾が中つ国を統一する前から行われてきた。九尾もまた、武力で中つ国を統一するために使って来た信頼のおける企業だと思っていただろう。こびとのぶきやは元々ネバーランドにあった小さな店舗のおもちゃやのようなデザインの会社だった。実際子供向けのおもちゃの銃なども売っている。本業は武器商人だ。手先の器用な小人たちが異世界の武器のコピー製品を作って来た。

 特にAK47という異世界の名銃は一日の生産量が最大千丁準備できる。弾丸も量産している。

 恐らく常備軍の分はすでに製造済みで日に日に軍が強くなっていく計算だ。

 千日でそれだけの銃が準備できるだろう。

 ただ、一工場でこれだけ作れるので、何工場も作られればその倍倍で準備が随時増えていくだろう。

 

「なるほど、シシャッチョ氏、攻めるなら今しかないということか・・・。MSの設計図は敵に渡すな。渡せば九尾様の怒りを買うぞ。お前の一族郎党全員死刑にするだろう。覚悟をしておけ、そうでなくてもお前は死刑かも知れない。一旦お前を投獄する。」

鈴はシシャッチョを投獄した。

 そしてその件を九尾に報告した。

〇〇〇

 九尾は激怒した。

 鈴の報告により、武器商人ごときに国を食い物にされていたことに気づいたからだ。
 そして、ネバーランドの手前まで進軍を進めたが、手前の塹壕が見えた段階で進軍を止めた。
 巨人が作った塹壕が深いため、進軍が厳しい。塹壕や敵の拠点になりそうな丘が多数作られている。銃で撃たれたらまずいことになるだろうと予測できた。

「どうしても泥沼の戦争をするようというのか・・・。キャプテンフック。」
「そういうことだと思われます。後は我々が、ゲリラ的な攻撃を仕掛けていこうと思っています。」
 鈴は九尾にそう言った。
「そうだな。この段階になるとそうするのが一番いいだろう。奴らの武器工場や薬工場、可能ならキャプテンフックを捕まえろ。無理なら殺しても良い。」

 九尾は鈴にそう命令した。
 オルトロスからも伝令があった。
 南下して攻め込もうというネバーランドの北側も深い塹壕が掘られて近寄れないという内容だった。

「辞めじゃ! 辞め! きりがない。撤退するぞ。オルトロスにも伝令を出せ!」

 九尾は塹壕には踏み入らなかった。
 最初の塹壕に侵入すれば二番目の塹壕から曲射攻撃で全滅するだろうし、色々なところに作られた丘から塹壕内への攻撃もあり得るし、踏み込めば塹壕を崩して生き埋めにされるだろう。
 これだけの罠を短期間に作らせたキャプテンフックの手腕はすごい。
 だが、これがネバーランドを崩壊させるきっかけになっていった。

 〇〇〇

 結局、九尾は本格的な戦闘はせず、引き続き諜報部隊が敵の拠点への侵入と破壊を繰り返すゲリラ作戦が続けられることになった。

 いつ総攻めが始められるか分からないキャプテンフックは、塹壕を時間が経つほどに武装を強化していった。最終防衛ラインに高さ五十メートルの壁を建設し、塹壕も五十メートルもの深さを掘ったので、落差百メートルの巨大な防壁が作られた。他の塹壕もコンクリートで固められたり、水が張られたりした。しかしその武装の過剰強化で、ネバーランドの財政がひっ迫してきた。

 ネバーランドの周辺地域は戦わずしてオルトロスの完全な支配下に置かれることになった。塹壕が掘られた地域は平原でもともとネバーランドの食料を作っていたがそれが無くなったことで食料事情もひっ迫し、芥子畑は食料を作る畑に転換された。

 

 〇〇〇

 

 キャプテンフックは『こびとのぶきや』ネバーランド本店にいるシャッチョとブッチョをシンデレラ城に呼び出した。

 何事だろうと思った二人ではあったが九尾やオルトロスが塹壕戦を避けたことで戦争は無くなってしまった。そのため、損したと思っている。また、キャプテンフックからの支払いも滞っている。

「すまないが、財政破綻だ。御社に払う金が尽きた。」

 借金を棒引きしようというのかと、シャッチョは判断した。

「利子だけでもずっと払って頂ければ結構ですが、それはどうなんですか?」

「いや、無理だ。払えない。」

「払えないじゃないでしょう。ふざけているのですか? 王よ。」

「国庫に金がない。」

「じゃあ税金を多く取れば良いじゃないですか。」

「駄目だ。このネバーランドの産業は今や、農業と貴殿らの武器商人くらいしか産業そのものが無い。貴殿らから税金を取って払うのが良いという判断になってしまうが、それは良いのか?」

 シャッチョはブッチョと目を合わせた。

「それなら、より強力な兵器を九尾に売りつけてネバーランドを滅ぼすだけですね。我々としては。それでも構いませんかね?」

 「わしを呼んだのかの? 良い話があるのだが聞くか?」

  九尾はニヤニヤしながらこの会合に割って入って来た。

次回予告
九尾は真の敵を発見した。本当の敵はネバーランドのキャプテンフックではなく、武器商人だった。
次回 猫耳戦記シーズン2 
第十九話 どうなるシャッチョさん 乞うご期待


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