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こころの声を聴く

NPO法人シャーンティ・ローカ・ジャパンの

女優 都築香弥子さんと体験する

Play to Pray

じゆうでゆたかなひょうげん

花ひらく編

に参加して思い出したことがあった。

幼稚園の時のお遊戯会で、

「おやゆび姫」の劇をした。

♪むかし むかし むかし

お花の中から生まれた

小さな 小さな 女の子

それは

おやゆび姫よ♪

今でもその時の歌を思い出せるほどだ。

私は主役の「おやゆび姫」になりたかった。

だから

歌もセリフも一生懸命練習した。

だけど

「おやゆび姫」には選ばれなかった。


主役になった女の子のこともよく覚えている。

仲良しでよく遊んでいた。

背の低さは同じぐらいだったが、

髪の毛が長くって

エクボが可愛い女の子だった。


5歳の時、

「私じゃダメなんだなー」

「主役にはなれなかった」

とあきらめた体験

私の5歳の体験は、

自分のビジョンを否定したり、

諦めたりした思い出が

たくさん蘇ってくる。


高校生の時は、演劇部に入った。

役者として舞台に出るよりか、

トータルでお芝居を創りあげる、

舞台監督をすることが好きだった。

役者も何度かしたけど、今ひとつ。

でも、とっても気に入っていた役柄があった。

どんな芝居だったかは忘れてしまったが

カツラをつけて、

ロングヘアの女の人で、

ハイヒールを履いて、

上手から下手に一人で歩く役。

それだけの出演。

学園祭で演じたと思うんだけど

舞台の下から

「あの子誰?」って声がたくさん聞こえてきた。

その役をしたことは

とっても満足している(笑)

高校3年生で進路を決めるとき、

舞台芸術を学びたい気持ちがあった。

でも、母子家庭の私は、母が困らないようにと、

働きながら夜間の短大で保育士になる道を選んだ。

ここでもビジョンを諦めたわけだ。

だからなのか、

Play to Prayの時間は、

諦めた自分がいろいろなしがらみから解放されて
どんどん自由になるように感じる。

もう、いいんじゃない✨
やらせてあげても・・・

そんなこころの声が聴こえる💓


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