第98回箱根駅伝に向けて優勝争いは駒澤・青山学院・順天堂・明治と東京国際、以外な面で國學院、早稲田も加わるのか。また、第83回丹後大学駅伝にて全日本の無念と苦汁を見せた立命館がリベンジを受けて、もしオープン参加で関東学連参加をすべきで学連改革を望んでいる

出雲駅伝で初出場ながら初制覇をした東京国際、全日本は最後の最後に僅差で逃げ切った駒澤がアンカー対決で制覇とこの二つの駅伝にて青山学院は2位に入っており、原監督は出雲駅伝で「優勝は東京国際で決まりですよ、ハイ」と白旗を上げたのも見えたが出雲、全日本と箱根予選を見ては出雲で東洋が3位だったが全日本は10位に沈んでしまった、全日本で順天堂3位と健闘を見せた。

その一方で國學院は出雲と全日本は4位に食い込んでおり國學院は東京国際同様にダークホースと見ており、それ以外には出雲、全日本は早稲田が6位も同じだ、また、往路優勝の創価や全日本8位で健闘をした中央、更には明治、予選会から勝ち上がった日体大、山梨学院、法政、神奈川も黙っていられないだろう。

駒澤は田澤廉は勿論だが今回の全日本を見れば出雲同様にケガで走れなかった鈴木芽吹、また山野力、篠原倖太郎、赤津勇進も走らずと動向は心配しているが。また、全日本回避で出雲は不本意で終わった唐澤拓海が世田谷ハーフ3位に入り、全日本で欠場した主力に代わり好走した安原太陽、赤星雄斗、1区区間新の佐藤条二と唐澤以外に全日本でアンカーを任され優勝のテープを切った花尾恭輔も含めて計算できる選手が出たと言うことも成り立つ。また最終学年で佃康平、花崎悠紀や3年で全日本を初めて走った東山静也、また中島隆太もいる中で選手層が厚いと言えるがこの間の激坂にて好走した大坪幸太が名乗り出ている。駒澤については区間配置が少し変わる予想はあるし、メンバー争いが今回は熾烈を極めている。

青山学院は出雲、全日本出走者から見れば近藤幸太郎が事実上のエースと言えるが、2年連続全日本5区区間賞の佐藤一世もその1人だ、一番大きいのは岸本大紀の復帰、また飯田貴之、高橋勇輝、横田俊吾、西久保遼、中村唯翔、ルーキーでは若林宏樹、世田谷ハーフ好走の田中悠登、中倉啓敦、宮坂大器もいる、更には私が去年5区候補であげた1人である脇田幸太朗も忘れてならない。ここ4大会で青山学院は4,4,2,2と来ている、今回は近藤がエース、岸本の復帰も大きくなり、前回は往路でまさかの12位で折り返しただけに原監督は二の舞いは踏まない配置が必須になる。

そして、駒澤と青山学院に待ったをかけるとなれば東京国際、順天堂、國學院、明治になる。私からすれば箱根予選首位通過の明治、全日本3位の順天堂や出雲、全日本は4位の國學院の3校、そして、出雲は初出場で初制覇の快挙を成し遂げた東京国際を入れた4校だ。

東京国際はY.ヴィンセント、丹所健の二枚看板と山谷昌也、宗像聖の4本柱と出雲、全日本のメンバーから見ると野澤巧理、堀畑佳吾、佐藤榛紀、白井勇佑、生田琉海に前回の箱根メンバーからだと前回6区山下りを務めた芳賀宏太郎とエントリーされた三浦瞭太郎、川畑昇大に序盤の主導権を握りだした後になるがポイントは5区までのヴィンセントが作った貯金がどこまで持つかがポイントで復路については前途の6人や一枚残すべきだと見ているし前々回は5位に入ったこともあるので目標位置と見ている。その5区候補に激坂王で走った川畑が出ていた話を耳にしている。

順天堂は三浦龍司、四釜駿佑、野村優作、伊豫田達弥が柱となっているが三浦の区間配置動向に私は目が行きそうだ、野村が前回2区を走ってるのでここは決まるが気がかりなのは出雲・全日本でメンバー外となった西澤侑馬の動向だ、また、この5人以外に石井一希、吉岡智輝、小島優作、牧瀬圭斗、鈴木尚輝、津田将希もいる中でこちらも駒澤、青山学院と選手層が厚くなっており、もし、優勝争いに食い込めば再び2回目となる令和最初の紫紺対決も考えられる。出雲は三浦抜きで9位だが全日本で3位に上げてきたが前回箱根の経験者も含めて入れたら優勝争いに食い込む面はあるだろう。

國學院は出雲、全日本が4位と健闘はしているが前田康弘監督は第2次2ヶ年計画の2年目と位置づけており、2年連続6区山下りを任せていた島崎慎愛を平地におろすともなればギャンブルと見ており、出雲2区で主将・木付琳、全日本最終アンカー区間8区にて伊地知賢造が区間賞を獲得をしており、激坂王にて全日本は4区にエントリーされたが藤木宏太と当日変更をされた無念をぶつけた殿地琢朗が神野大地に続く2位で学生1位の走りで前回の激坂王で制覇した創価・三上雄太を上回り、前回走ったときは区間8位と今回は出雲、全日本を走らず5区へ万全にしてると見ている。次に中西大翔、平林清澄もいるだけに今回の箱根は主力を配置動向を注目はしている。

明治については前回11位と前評判で優勝争いの一角と見ていたが本番でまさかの結果で惨敗、その予選会で首位通過、全日本7位と疲労が残る中で手応えは見せたのだが。予選会で好走した櫛田佳希は欠場で箱根は間に合うかも気にしており、加藤大誠がアンカーを走ったが区間15位と振るわずと言った結果だ。鈴木聖人を6区に山本佑樹駅伝監督は当日変更で起用した、春先に肺気胸を患い、復帰戦となった児玉真輝が復活を果たし予選会チーム3位から復調を見せており、また、手嶋杏丞も健在だ。次に富田峻平、初の大学駅伝デビュー戦は小澤大輝、橋本大輝もいるが選手層も厚いだけに駒澤、青山学院、東京国際、順天堂を脅かすと見ている。

20日に秋の終わりを感じる天橋立にて丹後大学駅伝は立命館が全日本の無念と苦汁のリベンジを果たし、遂に4連覇を果たした、また、来期の全日本で伊勢神宮へ繋ぐための一歩を関西学院、大阪経済が3位、5位で終えた。今回の出雲、全日本は不出場だった京都産業は2位で来期に向けて這い上がって欲しいと祈るばかりだ、また、前回の全日本で初出場にてタスキを伊勢神宮まで運んだびわこ学院が7位とこれからの期待もしたい。

私は全日本大学駅伝の振り返りを記事で書いたが学連混成Aチーム、学連混成Bチームその丹後駅伝で関東学連を含めた日本学連にA,Bチーム構想を持ち掛けてるのはかつての青東駅伝で当落線上のメンバー、次に今井正人が九州一周駅伝にて活躍した年に名伯楽の岡田正裕監督が亜細亜大学の最終年だった際、この時に関東学生チームを率いて走らせてはいた。

また、全日本大学駅伝にて日本学連選抜が15位で健闘、監督はメーテレの放送センターで解説をしている大後栄治神奈川大駅伝監督が率いたが私は解説より現場を優先にすべきだし、日本学連選抜の監督人選についても侍ジャパン、サッカー日本代表同様に私なら学連選抜の監督は現職や元職で選考してはコーチも4人体制と国際大会形式組み合わせ、次にこの丹後大学駅伝にて学連選抜、箱根駅伝の関東学連選抜で予選会のチーム1位から選ばれており、公式順位に扱うかについても私は賛成だ。しかし、デメリットもあると見ている。

箱根駅伝が第100回大会にて節目の時に全国大会規模になるし、この時に順天堂で東京五輪3000mSCにて入賞した三浦龍司、駒澤:鈴木芽吹、唐澤拓海、花尾恭輔、青山学院:佐藤一世、東洋:松山和希、國學院:伊地知賢造、中央:吉居大和が4年次の大会になってからになるのかと見てはいる。この前後にて丹後大学駅伝にて関東勢の出場をして欲しいとみている。私は起伏のある丹後大学駅伝にて関東勢の出場、更には激坂での選考も含めてはこれも含めて新たな取り組みはすべきだ。

今や関東学連の改革、日本学連の改革も含めて私は青山学院の原晋監督の影響も多少は見せている、更には徳本一善駿河台大監督が大学院に進んだりしており、新たな選択肢も増えたかも知れない。

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