「頭」「腕」「胸」の重さが肩こりの原因だった!

今回は 日本人最大の悩みを解消します!



相撲の立ち合いといったら

頭からガツン!とぶつかるイメージがありますよね



でも 戦前までは

まず 両手でしっかり相手を止めて

突っ張りで押し出す相撲が

理想とされていました

(映像も残っています)



つまり 現代の力士は

相手の体重を受け止められないほど

肩腕が衰えているのです



江戸時代の力士は

稽古として「四股」と「てっぽう」しか

やらなかったそうです



これって「骨トレ」そのものです

骨が太く 強靭であることこそ

強い力士の絶対条件であって

細かい技は 二の次です



現代の横綱が

戦前の横綱と対戦したら

そもそも 突き押しが強すぎて

まわしを取らせてもらえないでしょう

突っ張りで鎖骨を折られるかもしれません((;゜Д゜))



足腰はともかく

手腕・肩腕の強さには

そのくらいの差があります

一般人なら なおさらです



現代人にとって 手の運動とは

ペットボトルを潰すことですからねwww



有史以来 つい最近まで

「水汲み」と「薪集め」は

全ての民族において

生きるために欠かせない 生活のルーティーンでした



つまり 老若男女問わず

手腕の強さが

現代人とは 比較にならなかったはずです



計測することは できませんが

昔の日本人は

骨密度も 握力も

驚くべき数値だったはずです



古武術(やわら)では 手首をつかまれてからの

返し技が基本なのですが

なぜ 顔面へのパンチでないのか

いまだに謎とされています



おそらく 指先まで強靭な

昔の男たちにとっては

下手に殴るより つかんだ方が

相手に与えるダメージが大きかったのだと思われます



空手家は 巻き藁突きで

拳を鍛えますが

それ以前に 掌や指先が

幼少期からの過酷な労働で

極限まで強化されていたことを

忘れてはいけません



極真空手創始者のマス大山は

指3本で 10円玉を曲げることができました(゜ロ゜;ノ)ノ

それが「空手家の手」です



拳しか鍛えていない

現代の空手家は

厳しく言えば まだ空手家とは呼べません



。。。前置きが長くなりましたが

この「腕の衰え」が

肩こりの 最大の原因
なのです



俗に 肩こりといいますが

実際 一番疲労しているのは「首」です



人間の頭は ボウリング玉ほどの重さがあります

これを 1日中支えているので

首は どうしても疲れます



それだけでなく 腕も

首からぶら下がる構造になっています

僕自身 ヘルニアになって気づいたのですが

腕の重みは 首に大きな荷重を与えています



キーボードを叩くとき

腕を浮かせる癖のある人は

まず間違いなく 首を痛めます



女子であれば さらに

乳房の重みで 首の皮ふが引っ張られます



つまり ヒトの首は

ちょうど 頭・腕・胸の重さが

集中するポイントにあるのです




特に問題なのは

人体が 直立した時に

重い腕を「ぶら下げる」構造になっていることです



ヒト上半身の骨格は

ギボン(テナガザル)と ほとんど変わりません

つまり「枝からぶら下がる」ことに

最適化しています



この場合 首に

腕の重みは かかりませんので

首の筋骨格は

腕をぶら下げるほど

強くできていないのです



つまり 1日中

何かにぶら下がって生活すれば

肩こりは 解消されますが

さすがにそれは不可能ですw



ただ 電車のつり革などは

できるだけ利用した方がいいでしょう

階段でも 手すりを使いましょう



握力だけでなく

上半身全体の筋トレになる上

足腰・体幹の疲労を軽減できます



最も重要なのは

日常の中で できるだけ

手やひじをつくことです




前肢は もともと

体重を支えるための器官ですから

1日中 上体を支える強さがあります



そうしなければ むしろ

運動不足になってしまうはずです



赤ちゃんは ハイハイすることで

腕や掌が強くなります

ぶら下がりと並び 最も

基本的な手腕の運動です



余談ですが 武道家は

拳(握り)を強くするため 拳立て伏せを行いますが

「拳ハイハイ」の方が 効果は高いでしょう



スクワットも 本当は

ひざに手をついて行う方が

全身運動になります

人体の動作として その方が自然です



日常生活で 立ったり座ったりする時にも

きちんと 手を突きましょう




僕がよくやるのは

方向転換するとき 壁や柱をトンと押すことです

速いし楽です♪



日常動作の中に織り込むことで

自然に 腕の運動量を増やせます



ハイハイが重要なのは

ひざの骨や角質も強くなるからです

赤ちゃんは 平気で床にガンガンぶつけますよね?



ひざも かかとと並んで

全体重を支える重要な部位です

いざというとき ここが弱いと

すりむくだけでなく お皿が割れてしまいます



日本人が 伝統的に正座してきたのは

それだけ ひざが頑丈だったからでもあります



同様に ひじも

体重を支えるための器官のひとつです



肩こりや腰痛になる 最大の原因は

何より「椅子にひじ掛けがないから」です


体幹を 腕の重さから解放してあげることが

最も大切です



ひじ掛けがなければ

机にひじをついても構いません

それが 痛くて続けられないようなら

そもそも ひじが弱すぎるんです



本来 強くあるべき場所が弱いため

弱い場所にしわ寄せがいってしまうのが

肩こりの本質といっていいでしょう



空手には「剛柔流」という大きな流派があります

剛は 骨や角質の強靭さ

柔は 筋肉や関節の柔軟性を意味していると

僕は 解釈しています



現代人には とりわけ「剛」が不足しています

どんなにイケメンでやさしくても

歯茎が弱くて リンゴをかじれない男子と

付き合いたくはないですよねw



剛柔のバランスこそ

人体本来の理想なのですヾ(*^▽゜)



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