見出し画像

「高額納税者幸福説」が人類を不幸にしている

ビル・ゲイツ夫人のメリンダさんが

離婚を発表しました

少なくとも ここ数年間

彼女は あまり幸せではなかったのでしょう

世界一のセレブとゴールインしても

必ずしも 幸せが保証されないところに

結婚・人生の難しさがあります

現代社会では

「お金持ち(の妻)ほど幸せ」

とされていますが

これを言い換えると

「高額納税者(の妻)ほど幸せ」

という意味になります

納税は 資本主義である限り

世界中どこの政府でも

国民の義務であり

脱税は 重罪です

また 現実として

税収が無ければ

政府は 成り立ちません

したがって

どこの政府であれ 納税者に対して

「お金持ち = 高額納税者 =幸せ」

という洗脳を

続けなければならないのです

その意味で

国がやっていることは

カルト教団そっくりですw

自由経済と言っても あくまで

「税収を上げるための手段」

に過ぎません

国家主義という点では

計画経済と同じです

決して 自由経済 = 民主主義ではありません

ともあれ この価値観では

「国家に貢献する高額納税者ほど価値が高い」

事になります

裏返すと

「国家に貢献しない人間は価値が低い」

事にもなります

人間の価値は 国家が決定します

まさに 全体主義です

実をいうと

「社会の役に立つ人間になれ」

「迷惑をかけるな」

という ありふれた道徳こそが

全体主義そのものです

全体のために個人が存在するのであれば

全体に貢献しない個人は

全員ガス室に送らなければなりません

「社会の役に立つ人間になれ」は

極めて危険な思想です((;゜Д゜))

事実 ヒトラーは

個人的な欲望ではなく

アーリア民族の繁栄という 崇高な目的のために

世界大戦やホロコーストを引き起こしました

多くの動物は 群れを作ります

もちろん 各個体が

「群れに貢献しよう」と考えているわけではありません

それでも 群れが崩壊することはなく

秩序を持って機能しています

おそらく 動物が群れを作るのは

社交ホルモン・オキシトシンの働きでしょう

みんなでいると安心するから

集まっているだけで

群れのために個体が犠牲になることはありません

同様に 人間社会も

「社会に貢献しよう」などと教育しなくても

それぞれが 人生を楽しんでいれば

自然に繁栄するはずなのです

そもそも 兵士たちが

「赤の他人と殺し合うなんてアホらしい┐(  ̄ー ̄)┌」

そう思って 自分勝手に行動すれば

戦争は起こらないはずですw

人間だけが 全体のために個を犠牲にし

結果 人間だけが戦争を起こします

あなたは決して

「国家」とか「社会」とか「会社」のために

自分を犠牲にしてはいけません

それは カッコよくも美しくもありません

全体のためにあなたがいるのではなく

あなたのために全体があるのです

「生命の尊厳」という言葉がありますが

尊厳があるのは「個」であって

全体に尊厳はありません

その証拠に

全体とやらに 命はありません

痛みも感じなければ 涙も流しません

命があるのは 個人だけです

また 高額納税者であろうと

借金王であろうと

命は「必ずひとつずつ」です

ブッダであろうと 虫けらであろうと

必ずひとつずつです

誰でも1回死ねば終わりです

生けとし生けるものは

その意味で 完全に平等です

そもそも 人間に分からないだけで

虫けら1匹でも この世に必要だから

この世に存在しているのです

必要なかったら

最初から生まれてこないはずです

現実に生きている以上

あなたは 必ず

この世に必要な存在です

納税額は関係ありません

「社会の役に立つ人間になれ(役立たない人間はいらない)」

まず この洗脳から自由になることが

幸せに生きるための第一歩なのですヾ(*^▽゜)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?