ヒップアップには腹筋運動が効く! でも。。。

今 世界的に

ヒップアップのための筋トレがブームになっています


そこで ターゲットになっているのは

大殿筋であり

その奥にある 梨状筋などの小さなインナーマッスル群です


もちろん それも間違いないのですが

実は ヒップアップに最も重要な筋トレは

腹筋運動(上体起こし)だということは

ほとんど 知られていません


ヒップアップにおいて 重要なのは

大殿筋の大きさ以上に

「骨盤の角度」です


いくら 大殿筋が大きい人でも

土台の骨盤が後傾してしまうと

お尻は 下がってしまいます

まず 骨盤の位置を

正しくキープすることが

ヒップアップの鍵なのです


このカギに当たるのが

かの「大腰筋」です


大腰筋は

骨盤と腸の間を通る筋肉です

つまり 骨盤を

裏から押し上げて 支えているのです


黒人のお尻がキュッと上がっているのは

この大腰筋が太いからです

なんと 他の人種の

3倍もの太さがあります!(@_@;)


大腰筋が細く衰えると

支えを失った骨盤が凹んでしまい

お尻が下がるわけです


大腰筋は

ヒザを持ち上げる時に使われています

しかし この程度の負荷では

筋肥大を起こすことはできません


そこで ヒザの方を固定して

上体を起こすことにより

大腰筋に より強い負荷をかけることが

腹筋運動(シットアップ)の目的なのです


確かに 6つに割れた腹直筋も鍛えられますが

それは「ついで」の効果であって

シットアップのメインターゲットは

あくまで 大腰筋です


。。。しかし!

最新のエクササイズ理論では

シットアップは「腰を痛める」として

推奨されない筋トレとなっています


シットアップは 腰を丸めるため

椎間板に大きなプレッシャーがかかってしまうのです(ノ_<。)


そこで 現在は

上体を起こさない「クランチ」という腹筋運動が

推奨されていますが

クランチでは 大腰筋を鍛える効果はありません


上体でなく脚を持ち上げる「レッグレイズ」なら

大腰筋に効きますが

脚の重みだけなので

筋肥大効果は さほど高くありません


筋肥大には

オールアウト(筋肉を限界まで追い込むこと)が必要なのですが

負荷が軽すぎると

何回やっても オールアウトできないのです


ちなみに シットアップも

筋トレ上級者になると

1000回は 楽にできます

こうなると もはや

何回やっても それ以上は筋肥大できません


このように 大腰筋は

安全に太くすることが

とても難しい筋肉です

だから みんな

年々お尻が垂れてくるのですw


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