9.親元を離れて
おとなしくて自分の意見も言えない、
他人の顔色ばかり伺ってずっといい子だった私が
自分のやりたい事を見つけ、本当の笑顔を取り戻すまでのストーリー。
続きです。
途中の方は私のSTORY 1話から読んで下さいね(*´꒳`*)
それから1年ぐらいが過ぎ、
私は親元を離れ、東京で働く事を決め
先に上京していた弟と
一緒に暮らす事になりました。
給料は安い上に、家賃も光熱費も自分達で払わなきゃいけない。
お金は毎月キツキツだったけど
初めての自由を手に入れました。
田舎では
誰とどこで飲んでたとか
夜中に帰ってきたとか
彼と別れてから
何回か合コンをした事も
他にも男女数人いたのに、
毎回違う男と呑んでる、なんて噂されて
それが親の耳に入って怒られたけど…
でも、そんな事を言う人は1人もいない。
明け方まで呑んで、
フラフラしながら帰ってきても
怒る人もいない。
なんてパラダイス!!
初めての開放感に
毎日がとっても楽しくて
キラキラして見えました。
ただ、怖い事もあって
自転車のサドルに精◯がかけられていたり
「付き合え」と付きまとわれたり、脅されたり…
これもちょっとトラウマで、
あんまり覚えていないんだけど
しばらくビクビクして過ごしていたっけなぁ。
だから、
夜出歩く時はいつも
スタンガンを持ち歩いていました。
結局、
逆にやられちゃうから危ない、と
一度も使う事なく、捨てちゃいましたけど。
続きます。
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