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永遠の若大将

9月初旬の9日、「加山雄三ラストショー 永遠の若大将」のLiveViewingをTOHOシネマズ日比谷で観てきました。
コンサートチケットは即完売で手に入らず、映画館での生中継のチケットをとりました。

いろいろな映画館でおこなわれていましたが、気持ち的に少しでも会場の東京国際フォーラムに近いところをと(笑)日比谷を選んで前売りの抽選に当たりましたが、こちらのシネマズも2roomsが完売でした。すごいなあ若大将。

16時をまわり、いよいよスタート!
加山さんのレコードジャケットや御著書や絵や、船の設計図や、昔のおっきなオープンリールテープなど、年代を追っての数々の写真や映像が流れます。そして「KAYAMA YUZO THE LAST SHOW」の文字が浮かび上がったとき、ああ、ほんとうに最後なんだなあと…胸が詰まりました。

白いジャケットの若大将は、ステージ真ん中の、ドラムセットの前の椅子に座られ、のびやかな声で歌います。「海 その愛」を。

「みなさん、今日はよろしくお願いします。映画館でもみてくれてるんですよね。ありがとう」

コンサートの1部は、若大将の大好きな「海」の歌です⛵「ある日渚に」「夜空を仰いで」「俺は海の子」

ユーモラスなトークも挟まれます。リハビリの散歩中に子どもたちが遊んでいるのを見て、ご自分の子どもの頃を思い出されたと。海で石はまぐりをたくさん拾ってきて、それを佃煮にしたら美味しかったという、お父様の上原謙さんも登場するエピソードが楽しかったです!

「湘南ひき潮」…小さい頃の一時期、私は茅ケ崎に住んでいたので、大好きな曲です💖

続けて「まだ見ぬ恋人」「君のために」「ひとり渚で」…そして「光進丸」!
おおお、なんて張りのある歌声!
若大将、コンサート活動引退はまだ早いですよー、と思わず言いたくなりました。

休憩中は、トリビュートアルバムから、石井竜也さん「君といつまでも」や、徳永英明さん「海 その愛」が流れていたりして、それも楽しかったです🎵

第2部の若大将、お召し替えしたストライプのシャツにブルーのビロードのジャケットがとてもお似合いで、すてき!

「そして陽は昇り続ける」「旅人よ」「蒼い星くず」「白い砂の少女」「霧雨の舗道」「君が好きだから」アルプスの若大将から「ブライトホーン」「夕陽は赤く」

私は若大将のLiveにいくようになったのはここ10年ほどで、ファン歴は浅いのですが、それでも一曲一曲に、いろんな思い出がよみがえります。

サイモン&ガーファンクル「明日に架ける橋」
奥様に捧げる「September 44th」
「ぼくの妹に」「恋は紅いバラ」「夜空の星」
アンコールは「お嫁においで」「サライ」
そしてアンコール2回目「君といつまでも」

「今日はありがとうございました。最後までみなさんの応援があったからこそ歌いきることができました。みなさんにたくさんの幸せをいただきました。ほんとうにありがとう!」

「愛する時は今」

最後はスクリーンに、加山さんがいままで関わってきた方々のお写真がたくさんたくさん映り、ラストに「幸せだなあ 加山雄三」という、直筆の文字が…。

数々の素晴らしい楽曲と歌唱に、そしてそのおおらかで前向きで力強い生き方に、こちらこそたくさんの幸せをいただきました。若大将、ほんとうにありがとうございました!

12月のクルーズ船でのLiveが本当に最後ということで、そちらもすでに完売です🚢
もちろん、レコーディングなどの音楽活動は今後も続けられるとのことですが、今回のステージ上での2時間超の長丁場、エネルギッシュな歌いっぷりに、私は早くも、次の「復活Live」への期待を抱いております🎶