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年齢なんて単なる数字、性別なんて単なる記号。

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誰が何と言おうと、この言葉は私が元祖です。美輪さんよりも以前から言ってます。 この言葉に込めた私なりの「真意」を語ってまいります。
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続「制服」を変えて残る問題

前回、学校の制服に関する問題についてお話しました。 とりあえず、制服に関する課題は、髪型等の校則に影響を及ぼすことなく、地域ぐるみの取り組みによって変えることができる提案もしました。 それが成功すれば、そこは「聖域」になるでしょう。 せいぜい中学校までは、です。 高校生ともなると、一つの学校に通学する生徒は、広範囲から集まります。 中学までは傷つくことなく、自由を享受できていた性的少数者は、ここでまた「苦しんだ過去」に引き戻されることになります。 この制度を持続可能なも

「制服」を変えて残る問題

今、全国でLGBTに配慮するため、「女子でもスラックス」を選べる学校が増えてきていると聞きます。 は? それ、単なる防寒対策でしょ?LGBTと何の関係があります?問題のすり替えに過ぎませんよね。 「男子でもスカート」を解禁している学校は、少数派ではありますが、実在します。まあ、これは、LGBT配慮としては半歩前進でしょうか。 「着ていいよ。どうぞ。でもうち、髪型とかはきっちり男女校則分けてるからね。」 「着たい物着ていいんだよ。あ、でもトイレは男女別だし、男女別の授

自分に素直に従ってみたら、55歳でロリータになった話

最近めっきり無料記事書いてませんでしたね。こっちもしっかり更新しなきゃ、有料記事も読んでいただけないので、今後も頑張ります。 この仕事をやっていると、ありがたいことに私のメッセージをがっつり受信して下さり、人が変わったように、個性的な人生を歩み始めるお客様もちらほらと現れます。 仕事では私はあくまでお客様をお手伝いする役割ですから、ひたすら裏方に徹します。派手すぎず、かと言って地味な姿ではお客様に夢を見ていただくことはできないので、そこはほどほどに。鳥で例えたら、お客様が

グッチの「普通さ加減」について語ります。

ご存知の方も多いのではないかと思いますが、グッチの「2020年メンズ秋冬コレクション」、何だか今更感強すぎると思った方いませんでしたか? クリエイティブディレクターのアレッサンドロ・ミケーレに言わせると、「男らしさの多元性」、だそうです。まあ理解はできます。「男らしさ」って言葉、現代ではもう鉄の鱗で覆い固められ果てた、もはや自由に動くことも形を変えることすらできなくなった、カチコチの定義ですからね。 それをあえてファッションに立ち還らせたミケーレは、言ってみれば「先端」な

性別原理主義(最近のフェミニズムを大いに含む)がウザい

ぶっ叩かれそうなタイトル連発しています。 なんか、最近「青識亜論×石川優実」のなんちゃらが話題になってますね。まあ、あんな子供の喧嘩なんてもんはどうでもいいっす。せいぜい当事者だけが引きずるだけ引きずって、後味悪く訣別すればいいだけの話です。 大体が、「ヲタ文化」と「男女平等」を並べて議論しようってところがアホです。まるっきり次元の異なる問題ですから。 日赤の献血ポスターの件も同じ。かみ合わないことがわかりきっている議論をあえてかみ合わせようとする試みなど、やるだけ無駄

人の性別を「オス/メス」で考えるナンセンス

ぶっ叩かれそうなタイトルですね。 明らかにオスとメスは違います。だから分けるべきです。 じゃ、どんな場面で分けます? 1. 医学が絡む事案 2. 性差に関する法律が絡む事案 3. 筋力や体格差に左右されるスポーツ それ以外に何があります?現代社会的に。 古来、ジェンダーロールは神聖なものでした。男は戦い、女は育むものでした。それこそ「生物学的オスたる、メスたる所以」でした。 原始社会はジェンダーロールで構成された共同体そのものでした。 長い時が経過し、社会は「国

超・閑話

マガジンのタイトルにもある、「年齢なんて単なる数字、性別なんて単なる記号」。これを最初に言ったのは私です。誰が何と言おうとも。 じゃ、なぜ私がこんな言葉をいきなり言い出し今に至ったのかという話をしましょう。 それは私が「例の格好」で、ニコニコ動画に演奏動画を上げたり、ニコニコ生放送で演奏配信だのを始めた頃に遡ります。 コスプレをして顔を隠してというスタイルは当時は結構流行ってました。特に「涼宮ハルヒの憂鬱」の、西高制服はデフォでしたね。 あまりにも流行っていたので、必

もしかして、諦めてません?

自分自身を。 目標をもって、それに向けて努力することを億劫がってません? じゃ、聞きますよ。 「今度一緒にJKディズニー行きましょう!」 退きました?私は本気でお誘いしてますよ。 学生服って、極めてスタンダードでコンサバなスタイルじゃないですか。年齢も体型も肌の色も、すべての人に合うようにデザインされてるんですよ。だから「制服」として成り立つんです。 「あなたは綺麗だから。でも私はおばちゃんだし」 は?あなたの方が私より一回り以上年下じゃないですか。 私54歳

みんな「いいね」って言いますけどね

この言葉について。私のことを知ってる人なら聞き飽きるほど聞いてます。 年齢なんて単なる数字、性別なんて単なる記号 「いいね」って何ですか?他人事ですか?ワンクリックで表明できるアルカイックな意志記号ですか? 私が一度、「じゃ、そう生きましょうよ」と言って手を差し伸べたら、普通にドン引きしますよね。誰一人としてついて来ません。 まあわかります。この言葉どおりに生きるのは、極めて難しいんですよ。特に現代人には。 「現代」って、いろんなものが合理化されて、いろんなものが便