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55歳から始めるロリータ入門記

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年齢も性別も一切こだわらず生きてきた私ですが、関わってきた数多くの「もの」で、これだけは自分自身に縁がないと信じていた「ロリータファッション」。 この沼に、齢55にして足を踏み入…
有料だからといって、購読の価値があるかないかを判断するのは読む方次第です。 身バレ要素も一部含んで…
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2021年4月の記事一覧

mémorandum「商品化されました」

恐るべしカッパ印。。。('A`)

15e étape「私だけの『ハズがなかった』色」

この単語が出てきた時には、自分でも正直驚きました。 でも、選択肢は1つしか残されていませんでした。 今回私は、「新しい自分」を探すため、「消去法」という思考方法をとることを心に決めていました。 だからこそ、意外性とサプライズに賭けてみる。

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14e étape「新しい自分を探しに」

さて、人生3度目のロリータ外出の日程も決まりました。目的地は他ならぬ「カッパ沼」 本来ならね('A`)折角オシャレする訳ですから、もっとアクティブでカルチュラルなことをしたいですよ。ハイソな時間を過ごしたいですよ。 ロリータ着てロリータ服を買いに行くって、あまりに普通すぎません? でも、このご時世だもんね。緊急事態宣言が解けたとはいえ、外出は必要最低限で、ちゃっちゃと済ませなきゃです。

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13e étape「突如来るもう一つの地獄」

「新作発表は混乱とパニックの地獄」とは、以前書きました。 一般的にロリータブランドは、新作を量産しません。中には販売開始直後に瞬殺なんてアイテムもあります。もっとも残酷なパターンは、「予約受付をもって完売、販売開始前に受注打切」です。 狙っていたはずなのに手に入れることができないことほど悔いが残るものはありません。それは、もしかしたら永遠に手に入らないかも知れないのですから。 「もしかしたら」ですけどね('A`)

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12e étape「恋でも何でも、選択肢が減ると楽になる」

前回の記事にも書いたように、かつての私はモノトーンに寄せてコーデを選んでいました。それは自分の「好き」を形にしたものであり、ぱんぱんに膨らむイメージを、一つ一つ冷静に分解して組合わせていったものでした。 それは「好き」が生み出すプロセスだったので、結果はすべてがばっちり「正解」に当てはまりました。つまり、「なりたい自分」になれたということです。思い描いた「未来」を実現できたということです。だからなんの躊躇もなく突っ走って来られました。 でも、ある日突然、「君ってオータムカ

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11ème étape「迷わぬ私、大いに迷う」

ある日のことでした。 カッパ印ブランドのインスタは、たとえ黒いわんこの散歩配信すら何気にチェックしている私の信念を、大きく狂わせる出来事が起こりました。 はい、ファッション・アパレル業界には恒例とも言える魅惑のキーワード、裏腹に、尻子玉を抜かれた消費者を混乱とパニックの地獄に陥れる泥の渦潮。 「新作発表」です。

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