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55歳にして初めてのクモ膜下出血経験記

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何の冗談でもシャレでもなく、脳にできていたらしい(知らなかった)動脈瘤がブッシャー!!といっちゃいました。 記事はところどころネタかましながらも赤裸々に書いてますが、二度とこんな… もっと読む
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2021年10月の記事一覧

1年後の検査のお話(參)

点滴針は、やはり私の想像したとおり、「私の最も自信のある箇所」に刺されることになりました。肘を曲げないという条件付きで('A`) そして点滴は1本管なので、スタンドさえ引きずって行けば(とりあえず)トイレに行くことはできます。あえて括弧付きにした理由は後でわかると思いますのでここでは割愛します。 1年前の手術の時とは打って変わって自由。健康って素晴らしい♥ そして、時間がやってまいりました。はい、検査に、呼ばれました。 私は、看護師に率いられ、「歩いて」その場所に行き

1年後の検査のお話(貳)

予備知識皆無のまま、検査当日がやってまいりました('A`) 外来とはちょっと離れた狭ーい受付で手続。事前に渡された同意書(意外とエグいことが書いてある)等何枚もの書類を提出して、あっさりとした入院手続を終えた後、私服のまま病室へ案内された私、心の中はヘンな汗ですっかりしっとり。 「検査まで2時間近くありますので、これに着替えてゆっくりしていて下さいね」 看護師から渡されたのは、前回入院時に着ていたものとは明らかに形状の違う検査用ガウンに医療用ソックス、そしてT字帯。

1年後の検査のお話(壹)

無事、10月19日に退院一周年を迎えました。この1年間、特に大きな事故も病気もなく、あかん事件や面倒な騒動に巻き込まれることもなく、ほぼ健康に過ごせたことにあらためて感謝です。救われた命、大切にしなければとあらためて思います。 現在は、3ヵ月に1度の通院だけで済んでいます。これまで脳波や採血、MRI撮影など、数々の検査を受け、毎回「お墨付き」をもらっています。 そしてとある通院日、主治医からこう言われました。 「次回の検査は、1泊の入院になるからね」 あー、人間ドック