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平凡な生き方、平凡な人生




茨城生まれ、茨城育ち。

両親共働きのごくごく普通の家庭で育った私。

市立の小中学校を卒業後、
家から自転車で行ける公立高校に入学。

専門学校は、地元から電車一本で行ける所に即決。

就職は、会社説明会で気になったところにアルバイトをさせてもらい、面接や試験こそあったものの、就活らしい就活は全くせずにそのまま入社。

我ながら難なく社会人になり、入社先で出会った夫と
紆余曲折ありながら、6年間のお付き合いの末、結婚。

(6年の間にフリーターになって、某テーマパークで働いたり、カフェでアルバイトしてみたり、とにかく好きなことをしていた時期もありました)

現在は2人の子宝に恵まれて、慌ただしい毎日を送っている訳ですが。

結婚して、子どもがいて、これ以上幸せなことないんじゃないか。

そう思う反面.....

周りはキャリアアップしていたり、趣味を仕事にしていたりしていて....

元々自己肯定感低め(むしろ底辺)、周りと比べがちな性格である私は

秀でて何かできる訳でもなく、得意なこともなく、何の資格も持っていない。

ただただ家事育児に追われながら仕事をして、同じことを繰り返していく毎日に、

違った道もあったんじゃないか。

そう思うようになっていました。

無難に行ける高校じゃなくて、
もう少し頑張っていたら....とか。

専門学校も製菓専攻じゃなくて栄養科だったら....
もしくは大学に行っていたら....とか。


夫と出会っていなかったら....

転職していなかったら....

結婚していなかったら....

タラレバを考え出したら本当にキリがないのですが、
もし万が一、今死んでしまったら

後悔のない、いい人生だったって言えるのかな。


そもそも、いい人生だった!!で人生を終える人って
どれくらいいるんだろう。

なんて卑屈なことを考えてしまうのです。

(そんな気持ちを払拭すべくSHElikesに入会を決めたのもあります)


そんな時、大好きな山本ゆりさんのエッセイ本
【おしゃべりな人見知り】を読んでいたのですが....

同じようなことが書かれていた上で

“(人生は)全部結果論だ。夢に限らず、人生すべての選択に正解も不正解もない。自分が選んだ道を正解にするしかない、正解にすればいいのだ”

(中略)

“望んでいた道と違ってても、後悔ばかりでも、流されて生きていても。
笑って過ごせる日があれば、それは素敵な人生のひとつなのだ


そう結ばれていて、まさに言葉のとおりだなと胸をグサッと刺された気がしました。




平凡な生き方、平凡な人生.....

もがきながら、あがきながら、時々立ち止まって.....

しんどいなあと思うこともあるかもしれないけど....

少しでも楽しいな、幸せだなと思える日はあればいいんじゃないか。



今はまだそう思えるような心の余裕がないけれど、
そう思える日が来るといいな....

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