見出し画像

小学1年生向け計算ドリル無限製造システムを作った話

割引あり


こんにちは、まきです。
今回は、小1用の計算ドリルを自動で生成できるPythonプログラムを作ってみたので、その紹介をしたいと思います。

このプログラムでできること

足し算引き算の問題を自動生成する

このプログラムは、小学1年生向けのシンプルな計算ドリルを自動で生成することができます。
足し算や引き算の問題がランダムに作成され、それをPDF形式で出力します。例えば、「2 + 3 = 」のような問題が次々と作られ、ページごとにまとめられたPDFファイルが出来上がります。

問題の難易度を調整する

また、小学1年生向けなので、あまりむずかしい問題にならないように調整しています。足し算の答えは10までにしかならない。引き算の答えはマイナスにならない。などの条件を追加しています。また、0の出現確率を下げるなどの調整を行っています。

答え付きのPDFも出力する

問題PDFとセットで答えも出力するので、答え合わせまで子ども一人で行うことができます。

背景をカスタマイズできる

背景は、自分で指定した画像を入れることができるので、ちょっとしたデザインの工夫も可能です。例えば、子どもが好きなキャラクターの画像を背景に設定すれば、少し楽しい気持ちで取り組んでもらえるかもしれません。

わたしが作った背景はこちら。

自分のNFTをワンポイントにした背景

プログラムの使い方

使い方はとても簡単です。
プログラムを起動すると、ターミナルに「何枚出力しますか?」と表示されるので、数字を入力します。この数字がPDFの出力枚数になります。10ページ出力したければ、10と入力する感じですね。

出力したい数字を入力します

作成したいドリルの枚数を指定すると、その枚数分の問題がランダムに生成されます。各ページには28問の問題が配置され、複数ページのドリルが自動的にPDFとして出力されます。

他の使い方のアイデア

このプログラムは、基本的には足し算と引き算の問題をランダムに作るように設計していますが、工夫次第でさまざまな使い方ができます。

例えば、以下のような使い方が考えられます。子どもの成長に沿って難易度を変えていけるところが便利ですね。

  1. 掛け算や割り算の問題集作成:
    プログラムの一部を変更することで、掛け算や割り算の問題を作成することも可能です。例えば、問題の生成部分を少し書き換えれば、掛け算のドリルも簡単に作れます。

  2. 連続計算問題:
    連続した計算式(例:「2 + 3 - 1 = 」など)を作成し、複数のステップを踏む計算に慣れるための問題を生成できます。

  3. 逆算式の問題:
    「X + 3 = 7」や「9 - Y = 4」のような逆算問題を出題します。これにより、子どもたちは方程式的な思考を養うことができます。

コード

このプログラムは、あくまで簡単な計算ドリルを自動で作るためのものですが、アイデア次第でさまざまな用途に活用できます。
もし興味があれば、ぜひ使ってみてください。また、プログラムを自分なりにカスタマイズしてみるのも面白いかもしれません。
知り合いのママに相談されて作成したものですが、意外と使い勝手が良いので、よかったら活用してみてくださいね。

下の投稿をリポストすると無料で読むことができます!

ここから先は

3,949字

noteでいただいたサポートは、開業資金として活用させていただきます。ありがとうございます。