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その決算書を出させただ時点で負けています

最近は読書に時間を割いています。

友人からの紹介や、気になった本を図書館で予約。

人気の書物は 予約したのも忘れた頃に到着の知らせが来る。

何のきっかけに予約をしたのか 理由 すら忘れている 。

過去の自分からの贈り物として 早速 読み かかる。



今回読んだのは ライブドア 監査人 の告白。
 https://amzn.asia/d/gFTH8Ms

今さらかもしれないけど、自分で内容を説明できないし、監査人の視点は興味深い。


たくさん学ぶことはあったし、
臨場感溢れる 経営陣と監査人との やり取りは ハラハラしながら あっという間に 読み切った。

自分が同じ立場(監査人)だったら
何をするか、どう 対応するか、 どう向き合うか。

正解のないビジネスの世界で 毅然と自分の信念を示すことができるのだろうか。
多くの人やお金、 思惑が関与している中で何を大切に どこまで貫くべきなのか。


本の中で、ある一文に目が止まる。

『その決算書を出させた時点ですでに(監査人は)負けている』(意訳)

はっとさせられた。

色々仕込まれたものを 結果として出された時点でそれを覆すことはかなり難しい。

常日頃より 意識を高めて
しっかりと伝えていかなければいけない
それが牽制になる。


ついつい、なぁなぁになったり、
思いが強い分と、その分間違った方向に 作用してしまうこともある。

日頃の 言葉や思考を大切にしようと思った一冊でした。



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