REVIEW: Stalingrad / Accept

ドイツの超重鎮バンド、Acceptによる2012年発表の13th。
VoがMark Tornilloに交代してからの2作目。

僕はAcceptは完全に後追いだし、Udoにも何の思い入れもないので、
Markが入ってからのAcceptのほうが正直好きだ。
最新作「Too Mean To Die」 が素晴らしかったので買えていなかった本作を買ったのだけど、これが本当に素晴らしいアルバムだった。

勇猛果敢・質実剛健・漢のメタル。

まさにそんな感じ。
ファストチューンはさることながら、ミドルテンポの曲でも落ちないアグレッション。
そしてドイツのバンドらしい湿っぽさとメロディ。
荒々しく歌い上げるMarkのボーカルも◎。
ギターリフももちろんかっこいい。
タイトルトラックのコーラスはメタル好きなら誰もが叫ばずにはいられないのでは。

個人的には#6~#9までの流れが絶品。
特に#8は隠れた名曲だと思ってる。
静かなパートからコーラス部分でのギターが入ってくる瞬間はゾクゾクする。

Acceptって有名なバンドの割にはどこかマニア臭さが抜けない感じあったけど、
これ聴いて再度認識改めました。

これぞメタル!HEAVY METAL!

そんな一枚だと思います。

私的採点:90点 (100点満点)  


Stalingrad: Track List
1. "Hung, Drawn and Quartered" 4:35
2. "Stalingrad" 5:59
3. "Hellfire" 6:07
4. "Flash to Bang Time" 4:06
5. "Shadow Soldiers" 5:47
6. "Revolution" 4:08
7. "Against the World" 3:36
8. "Twist of Fate" 5:30
9. "The Quick and the Dead" 4:25
10. "The Galley" 7:21


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