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差別化とは、ある意味、●●を切り捨てること

沖縄は暑い日が続いてますね。
でも日陰にいると海からの風で心地よく過ごせるのが沖縄のいいところです。


ペンションのオーナーさんから相談を受けたことがあります。
メゾネットタイプでゆったりと過ごせ、広い芝生の庭があり、海に近くて昔の面影を多分に残す集落にあるというロケーションの良さがウリ、ということだそうです。
うん、のんびり過ごせそうですね。グループやご家族連れにも向いてます。確かに、宿泊施設としては差別化が図れるかもしれません。

ところが、もう一つの差別化ポイントを聞くとちょっと話が違ってきます。
それは、ペット同伴可、ということ。
家族の一員であるペットと一緒に旅行したい、という方にとっては、ペットも一緒に泊まれる宿泊施設は少ないので、大変ありがたいことです。

ですが、ペットを飼っていない方や飼っていても家の外で飼っている方などの中には、たとえ掃除や消毒がきちんとされていてもペットが泊まったことがある部屋はイヤ、という方が出てきます。

これは、「絶対イヤ」というお客を切り捨ててしまう差別化です。
差別化の一面もあるかもしれませんが、ターゲットを絞り込んだという側面が強いです。

ターゲットを絞り込むと、そのターゲットを狙う競合との差別化を考えなければなりません。
このペンションオーナーさんの話が腑に落ちなかったのは、ターゲットを絞り込んたという認識がないままに差別化を図る話をされていたからなのだと思います。

他社・他店との差別化を狙った場合、こういうこともあるってことは覚えておいてください。

とはいえ「ペットと一緒でなきゃ困る」というお客には熱烈に支持される、という側面もあります。

こう考えると、商売っていうのは自分で選んだ道に「賭ける」ってことなのかもしれませんね。

あなたのご商売の差別化はどうですか?


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