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「view」をリリースしました。

本日、4曲入りインスト(歌ではなく楽器のみ)ミニアルバム「view」をデジタルリリースしました。

 7月上旬に、フルアルバム「the Odyssey」を発売する予定で、そちらは全曲歌が入っています。なのにどうして
その前に楽器のみの曲をリリースするのか?理由はいくつかあるんですが、それは自分のギター弾きとしての立ち位置を知っておきたかったからなんです。

 14歳からギターを始めて、ギタリストとして15年以上活動してきて、僕が生きる支えとして抱えてきたギターという楽器を通して音楽と向き合った時、どんな曲が生まれてくるのか、確かめておきたかったんです。

 皆さんもご存知の通り、ギターという楽器はすごく幅が広くて、世界中のあらゆる音楽からギターの音色は聞こえてきます。それだけ楽器としてのポテンシャルが高く、音楽的な裾野がある中で、あれもこれもやりたい!と好奇心に任せて手を出す時期は、そろそろ終わりのような気がしています。
 年齢的にも、そろそろ自分の得意分野を知っておかないと、何を弾いても薄味になってしまう。
 
 フードコートやファミリーレストランではいろんな国の食べ物が用意されています。でも、そこで打ち立ての蕎麦や、その土地の郷土料理は食べられない。そうですよね?
 僕としては、自分の一番の得意料理を提供したい。人の楽曲に参加するなら、得意な技術でお手伝いしたい。
 

 だから今回の作品、こだわりは随所にありますが、趣向を凝らした作品ではありません。シンプルに、自然に生まれたものをそのまま封じ込めて、産地直送的に僕の自宅からみなさんのリスニング環境にお届けしています。

今回はスタジオを使わず、エンジニアを入れず、全行程を一人で賄ったものなので、編曲もシンプルにギター一本か二本で、空気を感じられる音作りになったと思います。
 自宅から直送、なので鳥の鳴き声や衣擦れの音も入っていますが、それも全部含めて「この店はそういう店主がやっている」として聴いて頂けたら幸いです。店主の顔が見えて、鳥の鳴き声がするって、なんとなく安心しませんか?

 あと、これは余談ですが(と言いつつ結構本音だったりもするんだけど、笑)このミニアルバムの売り上げから、7月のアルバムの中の曲のMVを作ろうと思っています。
 なので、ご購入いただいた数に応じて、MVのクオリティが上がって行きます。髪を切ってたり、雰囲気いい場所で撮影してたり。

 ですので、正直に申し上げます。どうかぜひご購入のほど、よろしくお願いいたします。

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