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私は天ヶ瀬冬馬くんに何を求めていたのだろう

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今日は例のイベントの日。とりあえずあまりにも耐えられなかったので課金しました。

天ヶ瀬冬馬くんに彼女…という、あの女慣れしてませんみたいな感じの!!!俺についてこい!!!!たっぷりの天ヶ瀬冬馬くん17歳高校生の!!!!!!はい!!!!!!!!!彼女!!!!!!!!!

字面だけで見たくない気持ちで死にそうだったんです。だけど見なかったら見なかったで天ヶ瀬冬馬くんがどう頑張ったのか知ることができないと思い、とりあえず死ぬかーと思い5000円突っ込みました。

簡単に言うと死にました。

↑これはインスタで死んでる私

彼女に対して自分らしく言葉をかける天ヶ瀬冬馬が再生されるわけですが、夢女子ではなくて謎目線なので恋人ができたらこうするんですねと殴られ続けてるんですね。

・自分らしい言葉をかける
→結果めちゃくちゃ甘いことを言い始める冬馬
→ダメージを受ける(ウケる)
・私の好きな冬馬くんは全力でアイドルしているパフォーマンスをされてる姿なので関係ないのでは?
→実は二種類の精神的な雁字搦めがありそれらに該当していたら、精神的な面で身を引く(二次元でも三次元でも)

1.彼女さんや奥さんがいる人
2.自分が世界で一番大切にできない人

で、今回あの例のボイスを聞いて「冬馬くんに大切だと思えて守りたいと思える人ができた感じでいいじゃないですか〜おめでとう」と微笑ましく聞いた直後に、「あっ、自分はその冬馬くんを大切にする力がないんだな」と色々と考え巡らせて悟り、フラフラしました。実は現在自分が生きる最大の理由が天ヶ瀬冬馬くんだけであり、家族などを頼ることが困難な状態なので、冬馬くんがそう幸せそうにしていると嬉しいことであり幸せなんですが、眩しさでチリになってしまうのだなと改めて感じました。

最初は「ああ、自分は独りよがりな気持ちは抱えていても誰かを大切にできるような思考を持ち合わせておらず、冬馬くんのような人が仮にいたとしても多分自分の力量不足に苛まれるだろう」などと考えていました。

五億回「見なかった世界線の俺に戻れないか…」って言ってる

どう言えばいいんでしょうか。私は彼に何を求めていたのでしょうか。そう言うことを考えずにトップアイドルを純粋に目指している姿に対してある種応援されていたとは思いますが、私は天ヶ瀬冬馬くんは現状のタイミングでは女性に対して奥手であることに慢心してそういう安心感を推していただけなのではないかと自覚してしまったのです。

これは衝撃的です。

自分は彼に対して目標を持って頑張っていて共に応援していこうと考えていて、ある種私の道徳の軸であり神だと思っているのだと勘違いしていました。そんな神だと思うその人に対して「自分は彼を世界で一番大切にできないから、彼のことを神だと思い込もう」としていたことを自覚をさせてくる感覚なのです。

同時にこの癖は悪質だと感じました。

多分リアルでもやっている気がします。「この人のことはおそらく大切にできないからせめて推していたい(≒関係性が近くなって仕舞えば人間関係を壊しかねないから)」と三次元の人に対して考えることがたまにあるのです。

多分それは天ヶ瀬冬馬くんに対して考えていたことと似たような状態だったのでしょう。この状態に気づいた瞬間から自分の天ヶ瀬冬馬くんに対して、神であるという一歩引いた立場なのだと思い込むことで安心を確立させた一種の自己防衛をしていたのだと思うと、無責任な話だったと思わざるを得ません。

推しが幸せになってくれて、同時に推しを幸せにしてくれる人の存在は尊いと思います。自分は推しを幸せにする力も無ければ、きっかけもありません。おそらく自信がないのだと人からは言われますが、私はそもそも他者を大切にする方法を知らないのです。家族からある程度は大切にされたとは思いますが、多分その大切にされた方法を真似してしまうと傷つけてしまうことがわかるのです。だからこそ、推しが幸せそうである時に嬉しいし、微笑ましいし、ずっと幸せであってほしいと願うけれど、その立場は自分はできないので見守るしかないと諦観せざるを得なくなっています。

そこでもう一度彼のファンへの動画用の演技を見ました。

死にました。それだけではなくて一種の嫉妬なのでしょうか。わかりません。どうしてか何度も何度も見ても死ぬのです。

天ヶ瀬冬馬くんは三次元の人間ではないので、やりたい放題自己愛を押し付けている自覚はあったのですが、ここまで明確に自己愛を押し付けていた自分と向き合うきっかけがなかったです。ただただ天ヶ瀬冬馬くんに対して個人として誠意と敬意を持ちながら接していたのではなく、欲をぶつけていただけなのだと感じると、自分に気持ち悪さを感じます。

気持ち悪いオタクが気持ち悪い理由は、自分の持つ自己愛を拒絶できない二次元の人間に対して、際限なく自己愛を押し付けて欲望をそのまま曝け出しているからであるのではないかと考え、自己嫌悪に陥りました。

なんだか、オタ活もまた人間関係なんですかね。わからなくなってきました。

これが遺言ということで。

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