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五カ年計画努力論

画像は京都国際を応援した時のアルプスから見た写真。自己啓発本みたいなタイトルですが、適当に努力論を書きます。高校生の頃に知っておけば無駄な時間は過ごさなかっただろうという、パフォーマンス重視の努力論です。

基本的に私は頭が悪い側の人間なので、頭が良い人には向いていないのですが、凡人が才能のある人々と張り合うために血反吐を出しながら得られたものなので、凡人には効果的だと思います。急がば回れを地で行くので五カ年計画と題しています。どの世界も凡人がそこそこになるには5年必要なんですよね。

こんな迷惑な努力すんじゃねー!って怒られる可能性は否定しませんが、知ったとして実行できる人は少ないので書きます。でも私の周りの努力ってみんな多かれ少なかれこれが多い。

読み返しやすいように目次描きました。

努力の対外的な報われ方

現実は無慈悲である

図の書き方が間違ってそうですが雰囲気で読んでください。基本的に若ければ若いほど努力の結果の出方のコスパが良く、下駄を履かせてもらいやすい環境にあります。

現実は無慈悲パート2

というのも上記のとおりですが、私の専門の分野であるセキュリティ関係では基本的に22歳以下の学生に広く機会を与えがちです。この機会を得ると成長できる機会を与えられる、企業との共通の認識が得られるというメリットがあります。企業との共通の認識こそ、努力の対外的な報われ方そのものです。若いほど「こうした場」を獲得する機会があり、どんな学歴であったもしても努力をより加速的に行うことができる環境を提供されやすいです。

よく勘違いされがちなこと

上を効率的にこなせば、学外や社外の人には「わかる」んですよね。努力したという結果が。それが基本的な努力を効率的にやる時のテクニックです。

ただ、ここでよく勘違いされやすい話を細くしておきます。よく言いがちな努力というものは学校のテストの点数が多いですが、正直Fラン私大卒の私が偏差値70の高校の底辺の学生とか言われても「はえー」しかわからないんですね。企業だってそうです。偏差値60の高校の優秀な学生、まあ優秀なのでしょうとはわかるんですが、でもそこで燻ってようが優秀だろうが○○大学さんねとか○○高校さんねとしか見られません。だってテストがなんなのか当事者じゃないからわかんねーもん。

※注意すべき点!の補足

効率よく努力する場合、20点でもいいのでモノをアウトプットするとフィードバックが返ってきます。そのフィードバックを受けて、自分ができることを改善するというサイクルを経て、努力は効率的に結果を出すフェーズに入るわけです。はじめから俺の中の最強のアウトプットを出そうとすると失敗します。

そうです。効率的に努力する場合、発表をしてみたり、人に20点でいいので成果物を見せたりする必要があるのです。初めはこんなに雑魚でもいいの?ってなるかもしれませんが、そんなに雑魚でもいいからやったことを出すと「これ、こういうアイデアありそう!」とか「ここを直すとよさそうね」とかもらえて、みんなの肉付けで60点、80点まで伸ばすことができます。

努力を加速させる「言語化」

怒られそうな図ができた

努力をする上で思索は切っても切り離せないと思っています。思索をする上では言語化は必須だと思います(個人の見解)。言語化ってあらゆるものをする上で大事なものなんですが、言語化をうまく行うために勉強できることは下記です。

  • 昔から残っている古典を読む

  • 著名な哲学書を読む

自己啓発本みたいなものはあまりお勧めできません。時間に淘汰されてもなお残っている本は良著なので基本的に信用していいと思います。岩波文庫はクオリティが高いので、岩波から選べば間違いはないと思います。

失敗の仕方

言語化と密接な関係

失敗は成功のもとの理由は単純です。失敗を言語化した末に改善できるからです。ということは、前回説明した言語化プロセスを踏まないと無駄に失敗します!

原因の洗い出しには時間をかけて良い

周りを頼る上で大切なポイントを示します。

  • 「αという失敗をした。αを改善するために、A、B、Cというアイデアを試して改善しようとした。ただ、上手くいかない。この場合どんな対処法をするとよさそうかアドバイスが欲しい」と具体的に自分の考えたことを示す

  • 基本的に何度も改善することをやってから尋ねる。

  • 定義の問題の場合は即聞く。Aという事象の定義がわからないので教えてくれと聞くが、人によって定義の説明の得意不得意があるのでわかりやすい人に聞くのが最速ですね…

結果を出す方法

ここからは勉強でも応用できる話を書きます。努力をして結果を出す方法です。こいつが1番求められてると思ったので書きました。

天才でも経路を短縮することはできない

まず初めに、短期決戦!一夜漬け!みたいな思考は放棄しましょう。それは身になりません。どんなに牛歩だったとしても基礎を地道に固めようとしない人が5年後に成長してるとは思えないのです。

小目標を立てながらやる場合、○○基礎、○○入門から入って、そこから背景知識の肉付けを行うような勉強方法が確実ですね。

学問とは基本的に繋がりのあるものですので、Aを学んだからといって繋がりのないCに意味がないわけではなく、どこかでAとCが組み合わさりBを見つけることができるようなことが多いです。

1番大切な心構え

努力の方法ですが基本上の図の通りで差し支えないです。努力はガンプラのようなもので、一つ一つのパーツは小さいのですが、組み合わさるとガンダムになります。イメージがつかない場合は、ガンプラを買って一つ一つ作ると努力とは何たるかのイメージができると思います。続けることが大切で、続けていると勝手に周りが振り落とされているので、それでも続けることが大事です。100回でも繰り返して諦めないことが肝心ということですね。そうすることで生き残ることができます(生存戦略)

五カ年計画

今回のテーマである五カ年計画の立て方を書いておきます。5年というスパンの理由は単純で、意外とその期間は激動なので地道にゆっくりやろうとする場合、後から見ると成長してることが多いからですね。

五カ年計画の図

例えば、工業高校生の時に私は「セキュリティの技術者になりたい」という漠然とした目標を立てました。セキュリティ技術者になるためには、「セキュリティが学べる大学に入る」を中目標に入れました。そして、大学では「セキュリティキャンプにいきたい」を中目標に追加しました。五カ年計画と言いますが、目標は適宜追加したり削除していいです。何故なら方向性とは常に変わりゆくものであるためです。

小目標では毎日セキュリティの勉強をする!とかサーバについて勉強する!もありましたが、セキュリティキャンプ後は、セキュリティキャンプという場で「こんな」サーバの勉強ができるらしいからやる!と具体的に定まりました。研究室のような場でも「こんな成果を残すためにセキュリティのこれをやる」という目標を定められるので、研究もまたこのようなスタイルで地道にやることができるわけですが…私の研究は…うっ頭が…

終わりに

終わっちゃったよ。図も含めて2時間で書いたので添削なしです⭐︎

でも基本的にこれらをひたすらに繰り返すと結果を出すことができるようになります。これはあくまで凡人の行う努力の仕方の最適解を載せただけであり、頭のいい人ができることかはわかりません。特別なことはありません。手を動かすしか人間は結果を出すことができないのです。

失敗してもいいですし、私なんて100回くらい失敗して成功は1あれば御の字とかでしたけど、それでいいんですよ。失敗をし続けて、失敗から何か得られたらいいんです。そうすれば自ずと五カ年計画を見返した時に幸せになれます。おしまい。

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