初音ミク曲の歴史③~ボカロ文化開花期・解説編~

↑前回です。

いつも閲覧いただきありがとうございます。初めましての方は初めまして。まきなLv39です。今回も、最初に前回のあらすじをまとめておきます。

<前回のあらすじ>

・ボカロ曲を楽しむという文化が醸成された

・初音ミクはニコニコ動画の文化とも融合していった

・初音ミク初期を代表するたくさんのオリジナル曲が生まれた

・「メルト」登場により、初音ミクを中心としたボカロ文化は新たなシーンに移り変わることとなる

・いさじ


では今回設定した「ボカロ文化開花期」について説明いたします。記事を通読された方はお気づきかと思いますが、今回より「初音ミク文化」から「ボカロ文化」と表現を切り替えています。これは、鏡音リン・レンの登場やMEIKO・KAITOの再評価によりボカロの裾野が広がってきたためです。また、「開花期」についてですが、これは「メルト」登場(2007/12/7)以降、ハチ氏・wowaka氏を中心とした次世代のボカロPが活躍し始める2009年いっぱいまでと定義いたします。2010年~「千本桜」登場(2011/9/17)までの期間は別の期間として定義する予定です。

この期間は少し長いので、今回は開花期全体の大まかな流れを解説し、その後に前半(2008年)・後半(2009年)に分けて曲を紹介していく3部構成で送る予定となっております。長くなりますがお付き合いいただければ幸いです。


それでは本題に入っていきます。まず、なぜ「開花期」と名付けたかですが。この期間にボカロ文化の様々な流れが出来上がってくるからです。

・鏡音リン・レン発売(2007/12/27)

・MikuMikuDance公開(2008/2/24)

・UTAU登場

・がくっぽいど発売(2008/7/31)

・巡音ルカ発売(2009/1/30)

・Megpoid発売(2009/6/26)

・初音ミク -Project DIVA- 発売(2009/7/2)

・なんか新しいのが色々出る(2009/12/4)←許してくだしあ!

・ボカロ曲がカラオケで歌えるようになる

・ボカロ曲を歌い手がカバーする、という流れが一般化する

・独自の世界観を構築したシリーズが始まりだす(悪ノシリーズなど)

・ボカロ曲の踊ってみたも流行りだす

・ニコニコ動画にVOCALOIDカテゴリができる

…などなど。書くの疲れたのでこのくらいで…


ひとつひとつ説明するときりがないのでまとめると、

・ボカロがいっぱい出てきたよ!UTAUも登場したよ!

・ミクが音ゲーになったぞ!

・ボカロ文化がますます盛り上がっていったぞ!

といった感じで、ボカロ文化の多様化が一気に進む時代となります。(雑


本記事はあくまで「初音ミク曲の歴史」でございますので、勿論ですが初音ミク曲にフォーカスを当てたまま進行させていただきます。その点はご了承くださいませ。

本格的な曲の紹介は次回から行っていきますが、今回は2007年12月の曲紹介でも。

まずはコンビニ。ほほえましい曲でございましたなー。

多分貼ってもいいデP。

これは当時のネタが分からないと解らないかも…


たまにはこういう回があってもいいよね、ということで今日はここまでとさせていただきます。最後に鏡音リンの方向性を定めてしまった元凶を紹介しておきますね…

WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYN!!!!!!!!!!
(何気にこの動画、ミクの喋りのレベルが高いんですよね…すごいっす)

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