ヱノモト

エピローグの始まり

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最近の記事

男を追いかけることをやめ、同性が好きな自分を認めることにした

私は元ビッチだ。 「今まで男性への妙な強迫観念に苛まれていた」という自覚ができるようになり、徐々に己のセクシュアリティに気づいていくこととなった。その事について、語っていきたい。 中学に上がり、周囲が段々と思春期色に染まる中、私はなんだか気が遠くなってしまい「心ここに在らず」になってしまうことが増えた。 何気なく接していた異性の男性性、女子が男子に向ける恋の視線を少し「羨ましい」とか「いつか私にもその気持ちが芽生えるのか」とか、ボケーっと思索に耽っていた。 「ねえ話聞いて

    • 「戦争と女の顔」

      もう何年も行っていなかったミニシアターに足を運んで、朝イチで映画「戦争と女の顔」を観に行った。 淡々と毎日をこなすことー人と関わることも、仕事をすることも何もかもが嫌になってしまって、なんでもいいから映画が観たくて、前日夜に思いつきで予約した。 内容も原作も全然知らないまま行ったが、なんとなく想像してた以上に良い作品だった。 思っていたよりずっと、救いがなく、ショッキングで、けれど力強い命をまざまざと見せられたように思う。 そして「同じ地獄に落ちる」というのはこういうこ

      • この頃、元々痩せている人への風当たりが強くない?

        最近「とにかくカロリーを取れ!」というメッセージが、つねに脳内に貼り付いている感じがする。もっともっと肥えて周りにとやかく言われないように、と。 世の中には痩せたい人が多く、そのことで心身共に傷ついている人が、いかに苦しんでいるかは計り知れない。身近でそんな人がいても、いくらメディアで見聞きしても、本人にはなれないし、分かったふりもできない。 だからこそ、主観的な私の「細いからこその小さな傷つき」を、すこし吐き出したい。 ボディ・ポジティブが叫ばれる昨今。ふくよかな体型

        • 頭がいっぱいになった時のために、

          またブログを書くことにした。定期的に書き溜めては辞め、また新しいブログを作っている。そのサイクルは、私に必要なことなのだ。 頭に無限に湧き出る想像や空想は、他所行きの言葉にして、やっと報われる。 どうも最近、街を歩いていても考え事でいっぱいになる。白昼夢を見ているようだし、作業をしていても手が止まってしまう。 それは多分、あまりアウトプットできていないからだ。少し面倒でもあるけれど、考えを外に出してあげるのも大事だ。 昔からずっと創作を続け、何か発信し続けていた。伝え

        男を追いかけることをやめ、同性が好きな自分を認めることにした