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オリンピック2020 男子シングルス  林儒、準決勝で中国次世代エース樊 振東に僅差で敗れる。

準決勝、台湾の若きエース林昀儒は中国次世代エースの樊振東に3-4の僅差で敗れた。

試合内容はパワーで押し切る樊振東に対し林昀儒は得意のバックハンドからの攻撃とピッチの早い攻撃とカウンターで応戦する。
終始激しいラリー戦で1球1球、目が離せない試合だった。先に3ゲームを取り勝利まで1ゲームとした樊振東が思い切りのあるプレイを見せ、試合が樊振東勝利ムードになる中、林昀儒冷静に対処しながら点数を重ね逆転して3-3と追いつく。

最終ゲーム序盤、林昀儒の先手で流れは林昀儒に向いたと思われたが、樊振東が突然の台上処理対決に持ち込み、林昀儒の失点が目立ち追いつかれてしまう。序盤の流れをひっくり返し、先に10-6とマッチポイントを握った樊振東が勝負にでた。体制を崩してでも繋ぐボールを打たず、林昀儒のコートに打ち抜く攻めやカウンターをするプレイに変えた。林昀儒はリスクを伴う攻めに対し冷静に対処して10-8とするが、最後はその攻撃がコートに突き刺さり、11-8となり敗れた。

個人的に林昀儒は好きな選手なので勝利して欲しかったのですごく残念に思う。次はパワー攻撃が売りで水谷と仲の良い戦友のオフチャロフの銅メダルをかけて戦う。オフチャロフも好きな選手なのでどちらも悔いのないように戦ってほしい。


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