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【浦安DR】待ってろDiv.1①_ざっくりチームのおさらい

こんにちは、まきまきまーきんそんです。
ポストシーズンに突入した『ジャパンラグビーリーグワン』は、Division 1/Division 2、Division 2/Division 3の入替戦がはじまりました。
レギュラーシーズンは毎週各Division試合が重なっていたので、ここから初めて試合を見る方も多いと思い、改めて私の箱推しチーム「浦安D-Rocks」(略称:浦安DR)こと「D6」を紹介します。

ドラマ顔負けのリーグワン初年度

まず、話しは2022年シーズンに少々さかぼります。

D6の前身・NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安こと「アークス」は、さまざまな出来事が絡み合い、ドラマが絶えないシーズンでした。

①COVID-19レギュレーションによる不戦敗
②NTTチーム再編の発表
③入替戦の敗戦でDivison 2降格

まず、シーズン序盤にコロナ禍で感染者や濃厚接触者に関するレギュレーションによる中止、不戦敗が3試合ありました。

続いて、シーズン真っ最中の2022年3月16日には、NTTドコモ傘下である2チームについて、シーズン終了後のチーム再編成をリリース。

リーグワンからは、新チームをアークスの後継チームと認め、チームの運営方針が変更となったNTTドコモレッドハリケーンズ大阪が再審査(のちにDivision3の降格)が発表されました。

チーム最終戦となって欲しかったリーグ戦第16節のコベルコ神戸スティーラーズ戦では、ファンの呼び掛けにより、チームや選手へ感謝のメッセージを送りました。

・呼びかけ

・応援Twitter

https://twitter.com/thanks_arcs

その願いもむなしく最終戦に敗れ、2022シーズンは実戦13試合で4勝をあげながらも、Division1 10位が確定。
Division2との入替戦で、Division2 3位の三菱重工相模原ダイナボアーズに連敗し、Division 2降格したのが5月28日のことでした。

2022シーズン入替戦より

そして6月5日の「アークスパーク解放デー」でチームとしての全イベントを終え、アークスは幕を下ろしました。

浦安D-Rocks誕生

2022年6月末のNTTグループの株主総会後も新事業会社や新チームに関する発表はなくファンがやきもきするところ、ようやく7月26日に記者会見が開かれ新チーム名や新体制、所属選手などが発表になりました。

その後も他チームからの移籍、エルトン・ヤンチース選手の退団、2022-2023シーズン中のアーリーエントリー(2023年3月卒業の大学4年生)の選手などが加わり、現在、チームの公式サイトには61名の選手が紹介されています。
選手のみなさんあれこれは、次の投稿で紹介します。

話しは戻りまして、この所属人数はリーグワンNo.1。
つまり、最もレギュラー争いが熾烈なチームになりました。
オフィシャルファンブックも一番窮屈なレイアウトです(気が向いたら他チームのページと見比べてみてください)。

NTTジャパンラグビーリーグワン2022-23 オフィシャルファンブックより

ただし、人数が多ければいいわけではないようで、リーグワンを管轄する「一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン 選手契約および登録に関する規程」によると、カテゴリーBとCは登録枠の制限があり、カテゴリーBで選手登録されていない選手もいます。

https://league-one.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/file/menu/3497_639fad9f8c5f6.pdfより

チーム体制

新生チームのキャプテンは、昨シィズンのルーキーであり明治大学でも主将だった飯沼蓮選手(前アークス)。リーグワンで一番若いキャプテンです。
バイスキャプテンは2名。昨年日本代表キャップを獲得したシンデラボーイ
(?)の竹内柊平選手、NTTドコモレッドハリケーンズのキャプテンだったローレンス・エラスマス選手です。

チームスローガン

今シーズンのスローガン「P.R.I.D.E(プライド)」。
5つの言葉の頭文字をとっています。

https://urayasu-d-rocks.com/team/より

このうち、Dは規律ですが、Division2では一番のペナルティ数で、11試合中8試合でイエローカードが出ています。
昨シィズンはペナルティで自滅する姿を見ているので、どうしても反応しちゃいます。

Division 2の6チーム

Division 2のレギュレーションは、リーグ戦・順位決定戦を経て、上位3チームがDiv.1との入替戦、下位3チームがDiv.3との入替戦です。
昨シーズンは、入替戦により6チーム中半分の3チームが入れ替わりました。

Div.1から降格:浦安D-Rocks(前・NTTコミュニケーションシャイニングアークス東京ベイ)
Div.2残留:三重ホンダヒート、日野レッドドルフィンズ、釜石シーウェイブス
Div.3より昇格:豊田自動織機シャトルズ愛知、清水建設江東ブルーシャークス

プレシーズン成績

D6としての初陣は、2022年11月のウエスタンフォース(スーパーラグビー所属)との親善試合でした。

試合後、選手と当選したファンの記念撮影

その後の3試合も勝利し、全勝で開幕戦を迎えました。

・プレシーズン成績

2022/11/6 vs.ウエスタンフォース 33-28 WIN
2022/11/12 vs.ウエスタンフォース 34-28 WIN
2022/11/26 vs.クボタスピーアズ船橋東京ベイ 63-42 WIN
2022/12/3 vs.NTTドコモレッドハリケーンズ大阪 34-19 WIN

なお、シーズン中にもDivision1のチームとトレーニングマッチが実施されていて、こちらも負けなしです。

・シーズン中のトレーニングマッチ成績

2023/2/4 vs.静岡ブルーレヴズ 52-50 WIN
2023/4/23 vs.埼玉ワイルドナイツ 19-19 引き分け

2022-2023シーズン Division2優勝!

こうして開幕した2022-2023シーズンは、ものすごーい駆け足になりますが、10節にわたるリーグ戦(2022年12月17日~2023年3月26日)と、3節にわたる順位決定戦のすえ(1チーム2試合、日野RD辞退により4、5位決定は1試合のみ)、見事全勝でDivision 2優勝を飾りました(涙)

Division 2 優勝セレモニーの様子

・Division 2スケジュール

・Division 2最終順位

https://league-one.jp/standings/?year=2022&t1=1

・D6試合結果一覧

(PDF版)

個人ランキング

3部門で1位を獲得(88888)。

・得点ランキング1位 オテレ・ブラック選手

・トライランキング1位 ラリー・スルンガ選手

・ディフェンス突破回数1位 サミソニ・トゥア選手

いよいよ入替戦へ

そして、今週から上位3チームはDivision 1への昇格をかけた試合、下位2チームはDivision 2残留をかけた入替戦が始まります。
入替戦については、また別の記事でご紹介します。

ロッディ&ドリィ

4月9日には、公式マスコット「ロッディ&ドリィ」が新加入。
早速、リーグワンマスコット総選挙2022-23に出馬中です。

ちなみに、熊のロッディのモデルはプロップだとか、ないとか・・・・・・。

チーム情報

D6の情報は公式サイトのほか、各種SNS(Twitter、Instagram、Youtube、LINE)やStand.fmで情報が発信されています。
特に毎週金曜21時に更新されるYoutubeは、ドキュメンタリー形式でラグビーファンなら気になるテーマを掘り下げ、他チームのファンからも「D-RocksのYoutubeいいよね~」と声をかけられるほど人気です。

マガジンへの参加

ところで、私は昨シィズンからnoteのマガジン「ジャパンラグビーリーグワンファン合同note」で、チームの応援記事を書かせていただいています。
マガジンはその人を追いかければ、そのチームのことがわかる!がコンセプト。アークスファン歴が浅いなりに試行錯誤しながら記事を書いているうちに、ラグビーの楽しみ方もあれこれ広がりました!

2シーズン目を迎えたものの、浦安D-Rocksというチームは、チームの箱がなくなったアークス、チームの箱はあるけど降格かつ主力選手が移籍したレッハリの2チーム分の想いを受け継ぐようなチームです。

メンバーもDivisionも変わり、正直、箱の中身が変わっても推せるのだろうか・・・・・・という素朴な疑問を抱えながらシーズンが始まりました。

でも、いざ始まってみるとやはり

Division 1昇格を見届けたい。

という気持ちちともに、

選手やD-Rockersみんなの笑顔を見たい!

と思いながら、応援記事を書いています(D-Rockers=ファンネーム)。

それでは、応援に役立つかも知れない(?)選手の横顔あれこれに続きます。

※続きはこちら

※参考

・2022-2023シーズンの記事一覧(随時更新)

・2022シーズンの記事一覧


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