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#小学生の区議会見学#区政をもっと身近に

大学生インターンのmidoriです!初めて投稿いたします
先日、「夏休み企画!親子で中央区議会を見てみよう」というイベントに
スタッフとして参加いたしました。

このプロジェクトは、中央区議会会派「かがやき中央」による主催で、区内在住の小学生とその保護者の方に「区政をもっと身近に感じてもらいたい!」と思って誕生しました。

実際に、参加した子どもたちからは、「議員さんのお仕事ってどんなこと?」や、「へえ!議会のルールって意外と古いんだね」というような質問や感想が飛びかいました。

この記事では今回のイベントの様子を簡単にレポさせていただきます^^


① 議員さんに中央区の特徴や区政のしくみについて聞いてみました。



8/22(火)、夏休みも終盤に差し掛かったころ、「夏休み企画!親子で中央区議会を見てみよう」が開催されました。

感染症対策のため、各会五組(×2回)という少人数での実施。
そろった小学生の年齢層は1年生から6年生までと

幅広く、その面持ちもさまざま。これから始まる未知の経験に緊張気味のお子さん、鉛筆を片手に期待のまなざしを向けるお子さん、そろそろと遠巻きに議員さんの様子をうかがっているお子さんもいました。

さあ、いよいよお話が始まりました。
議員さん:「中央区の総人口。みなさん何人だと思いますか?」。「現在、総勢17万人の人が中央区には住んでいるんです」。「じゃあ、一番多い年代の人は?」。「子育て世代の人。みなさんのご両親と同じ年齢の方が多いんです。これって少し珍しいこと」。

簡単なマンガを読み合わせて、「議員さんのお仕事ってどんなもの?」ということも考えてみました。


②会議室を見学。議員さんの椅子に座ってみました。


一通り説明を受けたところで、今度は会議室に移動します。
長机がズラッとロの字型に並んだ会議室。バスケの試合で見るようなタイマーもありました。これで、議員さんの質問時間が長くなりすぎないように制限されるようです。

実際に議員さんに許可をとって、席についてみました。まっさらな紙と鉛筆が置いてあります。
子どもたち:「iPadは持ち込んじゃいけないの?」。
議員さん:「そうなんです。これは中央区の課題」。「皆さんが学校で電子機器を使うように、議員さんも話し合いの場で使用できるようになればいいですよね」。

③いよいよ議場の見学。傍聴席へ。

ここで、いよいよ今回のメインイベント。会議場を出て、一同議場に向かいます。
扉を開けてびっくり。広い議場にたくさんの椅子。傍聴席のその先には、議員席。一番目立つ中央には議長席。左右に座るのは、議会事務局長と書記の人。

その場にいる議員さんの席を早速探してみました。
子どもたち:「あれっ?全員近くの席」。
議員さん:「会派ごとにまとまって座っているんです」。

ところで、議員さんの席は、傍聴席に背を向けているんですね。これってどう思いますか?と一人の議員さんから問いかけがありました。「市民と向き合う方がいいのかな」。
これに対して、他の議員さんが答えます。「たしかにそうとも言えますね。でも、後ろの傍聴席に座る市民の思いを背負っていると考えることもできるかも」。この場合、議員さんを市民の側にいるとみなすことになりますよね。
議場の配置から、政治の捉え方について考えることができるんですね!

それから、傍聴席。なんだか固い雰囲気だけど、子どもたちも気軽に参加できるようにしたいなあ、と一人の議員が仰いました。区政は私たちの生活に、とっても身近。さまざまな困りごとを解決してもらうために、議場で話し合い、政策を立案し、予算を審議、実行に向けて、議員さんに舵を切ってもらう必要があります。そういう意味では、もっとオープンな場になるといいですよね。
話を聞いて、頷いているお子さんもいたのが印象的でした。

④さいごに。

これで、一通りのイベントが終わりました。
45分でたくさんのことを知っていただいたり、緊張しながら議員と話す経験をされて、充実した様子でお帰りになりました。

またお会いしたら、皆さんの感想を聞いてみたいな、というのがスタッフとして参加した私の感じたところです。
異なった年齢のお子さんの参加ということで、サポートに回ってみて、説明の難しさも実感しました。
でも、議員さんのお話はわかりやすく、大学生の私にも面白く、いくつもの驚きがありました!ですので、きっと、小さなお子さんから保護者の方まで、それぞれが学び得たことがあったと感じています。

このイベント、今回に限らず、定期的に開催できたら!ということです。
本記事を読んでいただいている中央区在住の皆さま!乞うご期待を~!!
他の地域にお住いの親御さんも、それぞれお住いの市町村に、こういった企画を要望されてはいかがでしょうか☆

ここまでお読みいただきありがとうございました!


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