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地域振興取材ノート

 今回の投稿では前回に続いて、主に地域での農業振興への取り組みの実例について書いてみたいと思います。

農業振興編

実例1 ずくだせ農場

 先ず1例目ですが、長野県は上田市に拠点を置く農業生産法人ずくだせ農場のご紹介です。当法人は、地元有志3名の若者が設立したもので、主に米

大豆の栽培を無農薬、有機肥料で行っています。また、そこで生産されたものは6次産業化で加工、製品となり首都圏で販売もされています。当法人は、地元産の食材を活用した農家レストランも併設しています。

 レストランの名物は「馬肉うどん」で、カフェスペースではジャズ、クラッシックなどのライブも開催されています。

 主な商品  豆乳ケーキ ブラウニー カトル・カール おこびれ豆

 「ずくだせ」ことば解説

 長野では「やる気・根気」のニュアンスで使われていて、「勤労に結びつく」言葉となっています。

 実例2 蔵人ステイ

 次にご紹介するのは、長野県佐久市にあります三百余年の歴史ある酒造会社が運営する蔵人ステイです。当施設は、アグリツーリズムを実践するもので、若い女性代表が牽引しています。

 当施設では、一泊二日、二泊三日で蔵人体験ツアーも設定されています。またその他に、地域の酒蔵めぐり、そば打ち体験、自然アクティビティーなど地域を様々な面から味わえる体験プログラムも用意されています。

 遊休地を活用した太陽光発電

 地方では、遊休地を活用した太陽光発電設備の設置が数多くみられます。

アパートや駐車場経営よりローリスク・ローリターンで始められますが、買取価格(売電価格)の低下、撤去費用などの問題もあります。その他、大規模な森林伐採、土地の造成による土砂災害の発生もあります。(住民説明会に参加したり、近隣で設置稼動させている方に聞いてみました。)

 自身の取り組み

 現在は、土作り、栽培方法の習得、年間作付け計画策定に力を入れています。今後は、循環菜園のノウハウを取り入れ、当面の目標として直売所、道の駅、スーパーへの出品を計画しています。

碁会所編

 前回の投稿で触れました活性化策についてですが、事業所への講師派遣については諸先輩に聞いたところ実施したそうです。ただあまり上手くいかなかったようです。(もう何年も前から大企業ですら運動部を廃止する時代ですから当然と言えば、当然のことですが...)

 それでも、自身が所属する会にも明るい話題があります。それは、当会出身のK君(二十歳前後)がプロ棋士になったということです。K君は、おじいちゃんに連れられ毎週碁会所にきて碁を打っていました。自分もK君とは何度か対局をしたことがありますが、記憶の中では少し生意気な少年がいたなという感じです。

 その他、当会には県大会出場の経験者も在籍しているので、今後も盛り上げて行きたいと考えています。

 囲碁一口メモ

 碁の手筋には、多くのカワイイ動物達が登場します。例えば、イタチの腹ヅケ、サルスベリ、タヌキの腹ヅツミなどです。何とも面白いものです。あと、格言というものも多多あり奥の深いものとなっています。

 読んで頂いた皆さん、ありがとうございます。次回投稿でお会いしましょう!

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