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㊾Gien(ジアン)への旅 その2

(Gien(ジアン)への旅 その1からの続き)

パリに住み始めてSOLDEで手に入れた正規品以外は、
我が家のコレクションはほとんどその「ちょっと難あり」品ですが、
普段使いなので、全く問題なく、楽しんで使っています。

gienfrance.jp/assets/pdf/GIEN_catalog.pdf

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夫を連れていくと、絶対行動に制限がかかるので、
「これは一人でいかないと!」、
Gienまでは「どうやって行くか」、、、
課題はそれなりにありましたが、チャンスはそう待たずしてやってきました。

夫の長期ブラジル出張の際、
なんと無料のビジネスクラスのAIRで渡仏する幸運がめぐってきたのです。

職場の休みを調整、全旅程7日でパリと近郊のお城巡り現地発ツアー、
メインイベントのGienの食器買い出しの弾丸スケジュールを決行しました。

IMG_3765 - コピー

Gienへは前述の奥様に同行していただくことが叶い、電車で行きました。
結果40枚以上の購入となり、
女性二人で、どうやってあの量の器を持ち帰って来られたのか、
不思議なことに詳細は記憶から飛んでいます。(笑)

工房に隣接する小さな展示館を観てから、
その「ちょっと難あり」コーナーで
お目当てだった
Gienブルーのプレート、
クリスマスプレート
スープ皿、
デザートプレート
食指が動くままにカートに入れていきました。

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今思うと、もっとシリーズで揃えた方が賢いチョイスだったと、
その点は多少の悔いは残っていますが、
あの集中力は、そういえば、あの頃からあって、
今も健在で買付時に発揮されているのだと
妙に納得。(笑)

日本→ロンドン→パリ→日本と数回の引っ越しの間一枚も割れることなく
壁に飾っていたり、日常的に使っている戦利品たちを見る度に、
よくも、気合と根性で運んできたものだと、我ながら、苦笑してしまいます。

料理とそのプレゼンテーション力があれば、無地のシリーズを揃えてもよかったのですが、
ケーキもチーズケーキやガトーショコラ以上のものは作らない

(というか作れない且つ美味しいものを買ってきた方が良い)ので
華やかで温かみのある陶器の助けは絶大なものでした。

少し前までは、割れてしまうのを恐れて、出し惜しみしていたものもあるのですが、使ってこその器ですので、遅まきながらこれからは、できうる限り活用して楽しみたいと思っています。

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