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シンガポーリアンの生態 〜交通編〜

1,信号のボタンは3〜4回素早く押す。

シンガポールでは、押しボタン式信号機が多い。
1回ボタンを押したら、赤いLEDランプ部分が光るが、角度的にも、強い日差しの中でも、見えにくい。
みなさん、3回は連続で素早くカシュカシュカシュっと押す。
道路の反対側に人がいて、もうすでにボタンは押されていたとしても、念のため自分も押している人が多い。


2,バスの降車ボタンは、直前まで押さない。

みなさん、自分が降りるバス停が見えて、あと10mぐらいになったら、やっと押す。
多分、早めに押しすぎると、運転手が忘れてしまうからか。

ある日、わたしが「誰か押してくれないかなー」と待っていると、誰も押さないので、辛抱たまらんと押して、降りようとすると、5人ぐらい同じバス停でゾロゾロ降りたことがあった。チキンレース。

ちなみに、2階建バスの降車ボタンの音は、1階と2階で異なる。1階は、ピンポーンと普通で、2階はビィーーとけたたましく鳴る。


3,バス降車時、ICカードをピッとするのが異常に早い。

シンガポールのバスは、EZリンクカードなどのICカードやスマホなどを、乗る時と降りる時にピッとして、その乗車距離によって料金が引かれる。

乗車時はみなさん、押し合うこともなく、順番を守って2列でバスに乗り込む。

降車時、前述の降車ボタンはギリギリまで押さないが、ICカードのピッは、1秒でも早く終わらせたいようで、カードリーダーの所でカードをかざして待ち構えている人もいる。

カードリーダーの表示が、赤いバツ(今タッチできません)から、EXITの表示になった瞬間にピッ。
この瞬間にかける気合いがすごい。

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