見出し画像

「上振れ」と「下振れ」に決着をつけよう

ガッデムホット!

すいません取り乱しました。最近 THE☆NATSU が完全に調子に乗っている今日このごろですが、皆様楽しい楽しい麻雀ライフを堪能していますでしょうか。

E?なになに?聞こえない。下振れが来てるから楽しくない?麻雀はクソゲー?

わかります。そんなふうに考えている時期が俺にもありました。

わたくしごとですが、3月末から3度目の雀豪2になりそうそうに雀豪1への降段戦まで落ちましたが、そこから巻き返してGW前には雀豪3への昇段戦までこぎつけました。

この頃は「昇段直後の下振れダル」から「完全に上振れVモンキー」と情緒が不安定でしたが、GW期間中や連ラスを食らってものの見事に原点に叩き落されてしまいました。

そこからはグダグダとした後に嵐に巻き込まれてまたもや残り45ptの降段ラインに乗ってしまいました。

けれど負けたら「下振れ」、勝ったら「上振れ」と言うのは簡単ですがあまり面白みもありません。ですので個人的な見解ではありますが、今回の記事では「上振れ下振れ問題」を定義付けし、心の処方箋にしたいと思います。



「上振れ下振れ問題」とは

まずはじめに、皆様の考える「上振れ下振れ」は何でしょうか。

大トップは上振れ?10戦トップなしは下振れ?10連対は上振れ?4連飛びラスは下振れ?

私が思うに、きっとそれはかなり感覚的で皆様の考えは十人十色なはずです。

仲間内の冗談や自虐的な下振れに外野がどうのこうのもよく見かけます。麻雀界隈ってすぐ炎上するので。以前も◯連ラスは~がありましたね。

不完全情報ゲームかつ4人で同時競争する麻雀において理不尽の悪魔が存在し、その影響をゼロにすることは不可能です。なので、誰にでも下振れの可能性は存在します。

けど先に書いた通り、そのものさしは人それぞれですので、一つの案を上げてみたいと思います。

「上振れ下振れ」のものさし

「上振れ下振れ」のものさしにはみんな大好き「雀魂牌譜屋」さまを使用させていただきます。

なぜ「雀魂牌譜屋」なのか。それは雀魂での段位戦の成績を蓄積し、各データを参照できるためです。どのネト麻でもいいですけど、私の主戦場が雀魂なこと、他人のデータは使うのがはばかれる、リア麻集計は地獄モードなどなどが理由です。

注目する箇所はズバリ「局収支」です。

まきえなんなん全玉南の局収支より

雀魂の玉の間、王座の間では各段位での平均値が表示される機能があります。玉の間なら雀豪1~雀聖3、王座の間なら雀聖1~魂天とそれぞれの平均値が出るため、今自分がいる段位に応じたレベルを可視化してくれます。

そこの「その他」の項目に「局収支」があり、「(対局平均持ち点-対局初期持ち点)*記録対戦数/総計局数」の計算式の解が局収支となります。

局収支プラスは勝ち越し、マイナスは負け越しですが反映されているのは素点なため注意が必要ではありますが、今回は無視します。

こちらの局収支がプラスの間は段位ポイントを稼ぐことができてきます。逆にマイナスはポイントが削れている状態です。段位戦はラス回避麻雀なため、局収支がプラスだからといって段位が上がる保証はありません。段位を上げるためにはその上の段位の平均値以上は必要でしょう。

雀豪1の局収支がマイナスなのは玉金ループに陥っているプレイヤーが多数おり、雀豪2に上がれるのはごく一部ということになります。

雀魂牌譜屋 記録プレイヤー数より抜粋

雀豪プレイヤーは全体の21.34%、そのうちの約71.6%が雀豪1です。その中から雀豪2に登れるのは1/3ほど、2/3は玉の間での養分となっている状況です。

話を戻すと、局収支によってその人の状況を判断することができます。それが長期的(1000半荘以上)なものならばその方の適正段位となり、短期的(100半荘程度)が「上振れ下振れ」だと読み取れるはずです。

さすがに10半荘程度の超短期的なスパンだとあまり信憑性はありませんが、10連対や逆10連対は思考の余地があります。

ネット麻雀の中でも雀魂や天鳳の段位戦はラス回避麻雀なため、段位が高い人を弱いと否定する材料はありませんが、段位が停滞している人でも平均順位が2.5よりもいい(=連対がとれている)人は決して下手ではないでしょう。その中でもラスよりトップが多いなら期待値は取れているはずです。

個人的には短期的な成績よりも長期的に安定した選択をし続けることが強さだと考えているので、下振れだからと打ち筋が振れないようにしたいものです。

落ち弱ッ!

(下記はお布施ゾーンです)

ここから先は

44字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?