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SAP on AWS 合格

SAPと書くと、Solution Architect Professionalと混同しやすいので、この記事では SAP on AWS - Speciality の認定資格を PASの略称を使います。

経緯

2023年、11月に一度試験を受けましたが理解が足りず不合格。
半月後の12月に再受験して合格しました。

なぜ

AWS認定資格の全冠制覇を目指すと、いつかは通る道でした。今やるか?最後にやるか?いつやっても辛さが変わらないなら今でもいいでしょう?

内容

試験の詳しい内容は規約により書けません。

もう少しだけ書くと、Amazon EC2上でSAP社の高負荷なワークロードを動かすために最低限の知識を学ぶための試験、と感じました。

試験対策

正直SAP社の製品はエンジニアの立場では全く触ったことがありません。インターネット上で公開されている各種ドキュメントを読むためにもライセンスが必要になります(と学びました)。

試験ガイドで出題範囲を把握することは大前提で、Skill Builder で関連トレーニングを受講しました。デジタルバッジももらうことができました。
最終的には試験のサンプル問題、Skill Builder の問題集を徹底攻略しました。

一度目の受験でわからなかった問題の要点をその日のうちにメモしてあったので、AWSドキュメントなどで回答を探しました。不合格の結果が出たら落ち込む前にやるべき事はこれでした。

メリット

SAPワークロードのお仕事がきたときに、最低限おさえておくべき要点の勘所インデックスをinit()できたことでしょうか。
AWS Partner の企業で働き、 AWS認定資格をすべて取得すると AWSが表彰してくれるプログラムがあります。"AWS認定資格すべて" のうちの1つに入っているので、これ1つだけ取得せずに放置するわけにいきませんでした。

仕事というよりは趣味の範囲になってきますが、ここ数年は毎朝(火曜-土曜)AWS の What's New をチェックするのが習慣になっています。

毎日チェックしていると、存在は知っていても具体的な使い所が思い浮かばないサービスも中にはいくつもありました。PASの学習をしたことによってPASの文脈(あるいはそれに近いワークロード)で必要とされて出てきたリリースだと気づいて、知識の点と点が繋がる感覚を実感したことが何度かありました。そうして点が繋がると興味が湧いて知識欲を刺激され、自分の学習のモチベーションにも繋がっていると思います。

最後に

Solution Architect や Developer など他の試験よりもかなり実践的なEC2の活用を学ぶことができた試験だったと感じました。

世界シェアNo.1 のAWSが、いちベンダーに特化した認定資格を作ってまで世界中のエンジニアにスキル習得してほしかった思惑が、資格取得を通してなんとなく見えてきたように思います。


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