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日本人が今 英語スピーキング力をつけるべき理由 6/6暗記だのみの旧式学習法から 自由になろう

おはようございます。
元アメリカ大学スピーキング講師の高橋です。

初めての方は こちらから(自己紹介):

さて、上記の理由を書いていくシリーズも最後になりました
他の理由に関しては、こちらから読めます(1つめ、2つめ、3つめ、4つめ、5つめ)。

最後の理由は、暗記だのみのスピーキング学習法が功を奏していないということについて、書きます。もっと正確に言うと、一定の量の構文、単語の知識は必要です。ですが、言うことを全て暗記して、それに頼ろうとすることは、中級以上の方が、上に行くのに効果的ではないのです

こればかりやっていると、応用が効かず、自分の頭で、瞬時に考え、文を作って相手の言うことに 対応していくことができないのです

私は英語のスピーキングテストの試験官も、複数の所でしていますが、明らかに覚えた物をそのまま言っている、と分かる場合には、減点するテストもあります。その人の実力というより(実力=思い通りに 英語を話せる、応用できる)、暗記したものを、繰り返しているだけ、ということだからです。

なので、暗記した物が、自分の物になっていない人は、暗記していないことを訊かれると、途端に失速したり、しどろもどろになります
ある英検一級向けの予備校では、二次用(スピーチ用)対策として、100の模範解答を覚えさせるそうです。

そんなことをしても、そのお題が出たらいいですが、出なかったら、結局その場でトピックを選んで、自力で話さなければならないのです。また同じ予備校出身者は、同じ答えになるから、試験官もおかしいと思うと思います。

英検一級の一次(筆記)を突破できるぐらいの単語力、文法力、リスニング力があるのだから、そんなに暗記しなくても、対応できると思うのですが。。。

初めから、完全を期すようにと、言っているのではないんです。私が強調したいのは、更に上のレベルのスピーカーになるために必要な、適切な練習をしていない、と言っているんです。

だから、早く適切な練習が何なのか、知って、スピーキング力がつくように、練習を始めてほしんです。何に注意して練習すればいいのかが、わかれば、自分でできる練習もありますし、システマチックに時間をかけて、少しずつ着いてくる力もあります。

ざっくりですが、力を入れたらいいと思う所を書いておきますね
①自分の頭で、賛成、反対の立場で物事を分析できる能力をつける(賛否両論について、がポイントです)
②声に出して 話す練習をする(声に出して、がポイントです)
③話すスピードをつける(簡単な文から、複雑な文まで、色々な文形を瞬時に言えますか。必要に応じて、時制や数を換えて、対応できますか。)

上の三つを、公立の学校でも、日本語ででも、早い段階から導入していけば、英語を、自分の考えを元に話せるようになります。小学校から行けると思います。

アメリカの大学で コミュニケーション論、スピーチを教えてきた、現在IELTS, TOEFLスピーキングを指導している、私がお約束します。

具体的にどうやるのか、のノウハウの部分やご自分はどこで躓いていらっしゃるかの分析は、有料の体験セッション(2時間ズーム)でできますので、お気軽にお問い合わせください。念のため、↓をクリックしていただくと、お問い合わせ、お申し込みフォームに飛びます。
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では、今日はここまでです。
お読みくださった方、ありがとうございました。




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