「じぶんはわるくない」をなおしたい。

明らかに自分が悪いのに、なぜか自分は悪くないと思ってしまうことってありませんか?わたしはしょっちゅうあります。こんな自分は嫌なんです。でも思ってしまう。

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先日、滅多に開けないキッチンの小窓を開けようとしました。外が涼しくなってきたので風を通そうと思ったんです。キッチンの小窓は内側に網戸がついていて横に収縮して開けるタイプなのですが、開けるのがあまりに久々だったので、そのことをすっかり忘れてしまっていて、網戸を開けようとしたときに持ち手から手が滑ってしまいました。そうしたらものすごい勢いで網戸が縮んでいって、網戸の持ち手が小窓に置いていた花瓶に当たってしまって、花瓶が倒れてしまいました。

その瞬間、わたしが何を思ったかというと

「わたしは悪く無い」

こう思ったんです。

今思い出すと最低だし意味がわかりません。でもそのときは本当に「自分は悪くない」と頑なに思っていました。なので花瓶が倒れた瞬間「わーっ」という叫び声はあげたのですが、とっさに体が動かず、叫び声で駆けつけた旦那が一生懸命掃除してくれました。本当に最低。

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この「自分は悪くない」と思ってしまう原因は「プライド」にあって、治すには「経験」が必要なんじゃないかといくつかのnoteを読んでたどりつきましたのでご紹介します。

1、自分の弱みを隠すためのプライド

自分に自信が無いから、人に弱みを出せない。人に弱みを出せないからプライドが高いように見えてしまう。

こんなことが書かれていました。わたしが花瓶を割ってしまったのに「自分は悪く無い」と思ったのも、「自分の失敗」=「弱み」を見せたくなかったから。そう考えるとしっくりきます。

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2、「負けたくない」「悔しい」を素直に認めよう

先ほどの記事と似ていますが、こちらには「プライドが高く自信が無い」場合「どうすればいいか」まで書かれていました。

多分、わたしが花瓶を割ったときも「わたしが花瓶を割ったなんて認めたくない」って気持ちがあったんだと思います。そこには「普段だったらわたしがこんなミスするはずがない」という「悔しさ」が眠っていました。だから、そのときは「このわたしが花瓶を割るなんて、ショック!悔しい!!」と素直に声に出してみればよかったんですね。書いていてものすごく恥ずかしい。おそらく旦那は「え?こんなの日常茶飯事じゃん?」と言ったに違いありません。

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3、とにかく経験して自信をつける

そもそもプライドは自分なりに努力したことで生まれます。ですが成功したいという気持ちや、いい子ちゃんでいなければという気持ちから失敗を怖がり、チャレンジしなくなります。その結果、経験が少なくなり、努力に見合う結果が得られず、自信がつかない。という悪循環ができてしまっていると書かれていました。

とにかく行動。後先考えずにやってみる。

経験値を貯めることが自信をつけるイイ方法のようです。

※下記の記事には自信のなさにはふれられていませんが、「自分は悪くない」を治すには「チャレンジすること」だと書かれていました。

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4、最後に、失敗のレベルを落とそう

「自分は悪くない」と思ってしまう原因は「自分に自信が無い」ことによって生まれる「プライド」のせい。まずはこのことを認めてしまいましょう。そして、プライドをなくすには自信をつける。自信をつけるには失敗を恐れず「経験」すること。なんとなく分かってはいたけれど、実践できていませんでした。

思うに、失敗のレベルも高く考えすぎている気がするんですよね。小さな失敗をいっぱいした方がイイ気がします。大人になると小さな失敗ってしなくなるし、しても誰にも気づかれなかったり注意されなかったりするじゃないですか。たまには道端で思いっきりコケるとか、それこそ花瓶を割るとか、目玉焼きをグチャグチャに作っちゃうとか、日常で小さな失敗を体験していた方がメンタルが強くなれそうな気がするんです。小さな失敗をしないで過ごしていると「自分は完璧な人間だ」って勘違いしちゃう。完璧な人間だと勘違いしてるから成長しようと思わなくなっちゃってる。というか本当は小さな失敗なんてたくさんしながら生活しているのに、隠して生きている。旦那に「今日はこんな失敗しちゃったんだ〜」と笑って話せるぐらい、軽い気持ちで失敗に慣れていったら、どんどん次のチャレンジができるんじゃないかしら。


具のない🍙まき子(@makicome1986

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