スマホの画面越しに観る目前の。
昨日4月7日は待ちに待ったGalantisの日本単独初公演を観に久々のZeppTokyoへ。
ライブの感想はまたあとで綴りたいのですが、前々から思っていたことをちょっと声に出してみようかと。今更といえばとても今更な話。
二階席で全貌を眺めつつゆっくり楽しもうかなと思ったんですが、やっぱり一階スタンディングで彼らの独自なDJステージングを楽しむ方を選びました。
156cmの背の小さい私はスタンディングの場合、自分なりの聖域(ベストポジション)を探しつつヒョイヒョイ人の荒波を掻き分けていくんですが、よし!ここだ!と見つけた矢先に人の頭、ではなく、スマホ画面が光り輝き現れる人為的現象にゲンナリするのもフェスやスタンディングライブではセットになってきてしまった気がしてなりませんというかセットですよね。
スマホの普及前からライブやフェスに参戦している勢の方々はきっとというか絶対思ったことあると思うんですが、あのスマホで動画撮影、不思議な光景ですよね。スマホを上にかざして撮影して肉眼で観てる方もいますけど、目の前でアーティストがパフォーマンスをしているのをスマホの画面を通して観てる。確かにVJや照明がキレイだし写真は難しいから動画で残しておきたい!という気持ちもものすごぉおおおおくわかるんですが、すごくないです?スタートからずっっと撮影してるの。腕疲れないのかなとも思うし。何よりアーティスト側が撮影許可しているのならまだしも…うーん。
しかも私のように一人参戦でなくて友達と来てるのに撮影してる人が多い。友達と来てるならせっかくのパーティーなわけだしもう踊って楽しむ以外ない気がするのだけど違うんだなぁと。
リア友ではなく、SNSやネットの中での自分をブランディングする「一つのステイタス」として動画撮影をしてるのかなと思う。もちろん時代が時代だし、そういうのも全然ありなんだと思う。でも同じアーティストのライブでも一生のうちに一度しかない一度しかできないその瞬間を画面という一枚のフィルターを通して観る。肉眼で観れるのに。その瞬間を自分のものにしたい、おさめておきたいって気持ちもあるのかな。これは私の考えであるけど、なんかなぁ…もったいないなぁと思ってしまう。録れてるかな…とか頭の中で気にしながらライブ観るって、ライブ関係者ならまだしも一ファンとして参戦してるのにね。
そんなことを思いながら、ライブを観ている私も私だなぁ…って、ちょっと悲しくなるのだけども全然慣れないし、気になるからしょうがない…。
ちょっとライブ行くたびに思っていたことを声にしてみました。
その反対でスマホ撮影なしのライブとの対比もしてみたい。
お粗末さまでした…。
photo by maki ayumi
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?