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トットちゃん

#note100本ノック
Day 42

先日、友人からもらった本。

黒柳徹子(2023)『続・窓ぎわのトットちゃん』.講談社


嬉しすぎて震えた…。実はわたし、元祖『窓ぎわのトットちゃん』の大ファンなのだ。

黒柳徹子(1981)『窓ぎわのトットちゃん』.講談社


こちらが出版されたのはわたしが小学生のとき。いやあ、面白かった。何度も何度も読み返した。小学生の頃だけじゃなく、先生になってからも何度も読み返した。

いまだに手放していない児童書はこれくらいかもしれない。(いや、絵本はたくさん手元にあるのだけれど)



トットちゃんの視点

何よりトットちゃんの視点が好きだ。

入学した学校でパタパタと机を開け閉めするエピソードや愛犬の耳の匂いが落ち着く話。

子どもの頃に持っていた、でもどこかで心の奥底の引き出しにしまい込んでしまった懐かしい感覚が、呼び起こされる気がするのだ。


トモエ学園がすごい

そして、トモエ学園がすごい。小林先生がすごい。

海のもの、山のもののお弁当も食育のルーツのような印象があるし、何より小林先生の「君はほんとうはいい子なんだよ」のセリフが、小学生のわたしに刺さった。

わたしはその頃、「いい子にしなくちゃ」と思っていた普通の少女だった。しかし、学校の先生からめちゃくちゃ叱られそうなトットちゃんが。ダイナミックにお行儀とかルールとかを超えていくのに、小林先生から全肯定される。

あれ、「そのままでいい」のかな?

そんなメッセージを受け取って、勝手にそう自分に言い聞かせていたのかもしれない。なんというか、道徳的に「いい子にする」ことに、ちょっと疑問を持っていたような気がする。


そして先生になってから、小林先生の「君はほんとうはいい子なんだよ」のことばを何万回反芻したことか。

この本は先生としてのわたしのバイブル。いや、人間としてのバイブル…とすら言えるかもしれない。


一気に読みたい!…でも。

そんなわけで、読み始めた『続・窓ぎわのトットちゃん』。40年ぶりに味わうトットちゃんワールド。また、震える。

もうね、ひとことも読み漏らすまい、と丁寧に文字を追いながら。あの世界観を堪能する。


一気に読みたい!…でも。
すでに読み終わっちゃったときの淋しさに怯え始めた…。

このあと、ちょっとだけ読もう。(ここ数日、もったいぶりながら読んでいる)

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