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パレスチナ、アジア杯で初勝利!ベスト16へ!

3度アジアカップに出場するも、一度も勝利を手にしていないパレスチナ、グループリーグ最終戦は、1月23日、香港と闘った。FIFAランキングは、パレスチナは99位、香港は150位。勝算は高い。しかし、問題はイスラエルとの戦争で、疲弊してしまったパレスチナだ。
ガザから参加している2名の選手も家族がなくなっている。3試合に出場したサラは、「パレスチナの子どもたちを喜ばせたい」と言いながらも、ガザではTVも見れない状況。サッカーどころではないのかもしれないほどひどい状況だ。10月7日に戦争がはじまり25000人が死んでいる。

ワディが試合直前にインスタグラムにあげた動画はガザの惨状を伝えていた。

FWのマフムード・ワディは、直前に従妹を失い、ベンチにも入っていなかった。

香港戦では、ワディはベンチスタート。ベルギーで活躍するオダイ・ダバーが活躍し、2ゴールを挙げた後、終了間際に代わってワディがピッチに立った。
攻撃では、なかなかボールを貰えずも、ディフェンスでは、長身を生かしてボールを弾き飛ばす。
同時間帯で行われたイランUAE戦の結果で、一時はパレスチナが2位に浮上したが、UAEが一点を返し、イランには負けたものの2位を死守した。得点差で劣るパレスチナは3位になるもベスト16が決定した。
試合終了後、ムハンマッド・サラハが泣き崩れた。

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