文字だと伝わらないが、言葉だと伝えられない。

4/23
薄々勘付いていたが社会人として色々と欠落してる事に改めて気が付いた。
もうちょっと君のこと、マシだと思ってたぞ。服部ちゃん。ぴぇんぱぉん。
「アーティストだから仕方ない」で済む甘やかされた世界に住所を置ける事に改めて安堵する。
誰かに迷惑かけてる分、誰かの欠落を埋める表現に命以外の何かを懸ける。駆ける。描ける。欠ける。


YouTubeをダラダラ見てるといつもだいたい立川談志にぶち当たる。
偉そうで気難しくて面倒くさくて情けなくて弱いジジイなのにいつもついつい見てしまう。
色んな人の話でこの人の事は知っている。
業の肯定とは。
どこかでも書いたが私の人生のテーマは「悲しみは全てネタにする」である。
人は悲しければ悲しいほど泣く。
しかし私は何故か昔から悲しければ悲しいほど人に笑われるのだ。
原因はよく分からないが恐らく私の何かがおかしいのだろう。
しかしそれならそれで都合が良い。
不幸が無いと表現できないのなら悲しみを肥やしにして生きていくしかない。
文章でもトークでも歌詞でももう何でも良い。
心が死ぬか潤うのか、不幸の賽を振るまで私にも分からない。




4/24
私は女性になりたいと思う。憧れている。
あれから少しでも近付けただろうか。
彼女たちの肌は触れるといつだって体温が高い。
「冷たいね」と言われると何故か嬉しかった。
いつだって眠れそうなほどの温かいを超えた熱を帯びていて、こんなにも嘘みたいに人間なんだなと思ったら安心する。
理由は分からないようで何となく分かるけどでもやっぱり分かってない方が良いような気がする。
もちろん手が冷たい人も好きだ。
「冷え性だから冷たいでしょ」なんて言われたら少しでも自分の熱を移してあげれないだろうかと脳みそは秘かにフル回転だ。
温かくも冷たくもない私の温度が人間っぽくないと思える事の幸福をいつか誰かに分かってもらえるだろうか。
あれから少しでも近付けただろうか。


アイドル達のツイキャスから毎日通知が来る。
私はアイドルのツイキャスが好きだ。
全然面白くないと尚良い。
オタクの欲望むき出し小出しなメッセージで埋め尽くされてるコメント欄を見るのも好きだ。
それが無いと全く喋れないという関係性も嫌いじゃない。
ただ何回も観てるくせに「初見です」ってコメントする奴だけは唯一好きじゃない。死ぬほどセンスが無いと思う。こいつは絶対モテないし仮にモテたとしても絶対自分の事しか考えてない。
チェキで初めまして詐欺するのも同罪だ。
ちなみにまきちゃんはオタクの顔を全然覚えられないので6回ぐらいまで初めましてと言う。
かわいいやつだなぁと思う。


そんなになるまで抱えてないでちゃんと言いなさいと言われて「そんなの無理だよ」「ってかまぁ一応言ってたんだけどなぁ」と思った。
薄氷を踏みながら前になかなか進めなくても私はキグナスなので極寒の氷河を潜ってマァマの元まで泳いで辿り着く。
よく今まで生きてこれたもんだ。


文字だと伝わらないが、言葉だと伝えられない。
分かり合えない事にそろそろ疲れた。
当たり前で当たり前じゃない事に期待しちゃうよ、未来。


私が今何をしたら面白いだろうと考えてみた。
そしてTikTokを始めてみた。
面白いかどうかは置いといてタイムラインを見ると何故これが若い子たちにウケてるのか分かった。
カップル達のラブラブイチャイチャノロケ動画が結構あって、これはプリクラであり交換日記でありニサンガであり指輪でありドリンクバーで粘るファミレスでありセックスなんだなと思った。
人のセックスを笑うなと怒られる前に微笑ましくも吐きそうになってお暇(いとま)させて頂いた。
また可愛く見られたいなと思ったら必ずログインするのでまた会う日まで。
可愛く見られたい欲はある程度満たされるので結構楽しかった。




4/25
女の文化というものに吐き気がする。
そんな1日だった。
特に何かあった訳じゃない。
だいたいの私のこういうのは後からまとめてリボンを付けてやってくる。
ちなみに男の文化で最も嫌なのは『背中で語る文化』だ。
「言わなくても分かるでしょ?そんな恥ずかしい事言わせないでよ」ってやつだ。
小学校ぐらいから脈々と染み付いてる文化だから仕方ないのかもしれない。
可愛いと思ったら可愛い。
好きだと思ったら好き。
思った事を伝える時とっても気持ちいい。
褒められるより褒めたいマジで(KinKi Kidsの歌の意味を今やっと理解できた)。
その文化から少し(時には過剰に)脱した事で一気に女の子の友達が増えた。
あ、女の文化の話だった。
しかし全く思い出せない。
何に嫌気が差していたんだろう。
まぁそんな日もあるだろう。
女の子だもん。




4/26
やっぱり共通の敵がいると人は仲良くなれる。
嫁と姑が仲良くなる秘訣は共通の好きなものより共通の嫌いなものを見つける事だと聞いた事がある。
人の悪口や愚痴を言うのがあまり好きではないが少し気持ちが軽くなった。
「死にたくなったら人のせいにしろ。」
友である小倉ヲージの名言だ。
この言葉に救われた事があるが今はやっぱり自分には合わないなと思っている。
人から相談された時はこの言葉をさも自分が考えた言葉かのように使ってる。
印税は渡さんぞ、小倉。




4/27
できるだけ野菜を摂ろうと作ってたキムチ豆乳鍋を日々時間をかけてゆっくり食べていたら余りにゆっくり過ぎて腐ってた。
結構、美味しくなかった。
カレーライスが食べたくなった。




4/28
水が流れる音やお湯が沸いてる音や誰かが歌ってる声や外で子供が遊んでる声が急に聴こえるようになってきた。
お風呂に潜ると心臓の音が聴こえる。
幻聴にするか音楽にするかちょっと悩む。
わかめうどんが食べたいけど作り方が分からない。


ファンクラブの情報が出てバッシングが行き交うタイムライン(くぴぽのお客さんだけ?)
まぁそりゃそうだろなぁと思いながらも、それを見たファンクラブに関わる全アーティストが傷付いているばずだ。
誰も悪くないとは言わないが、誰が1番悪いのか分からない。
クレームを入れる事で世論が変わって体制が変わる事もある。
嫌なら何も言わず入らなければいいだけの話でもある。
分かんねぇ。
マジ分かんねぇ。
とりあえず少し傷付いた(前のネットサイン会の時の方が傷付いたけど)。
クレームに傷付いてる訳じゃなくて色んなものに傷付いた。たぶん全員が。
しかし誰の文句が無いのも少し気持ちが悪い気もする。
人は傷付いた分だけ強くなれると言うが、傷付いた分だけ人は絶対に弱くなる。


こんなにも絶望がそこら中に転がっているのにそれを無視して希望だけを提示するのはやっぱり自分は居心地が悪い。
絶望の冷んやりした肌触りが無いと眠れない夜もある。
希望の温かい光を浴びてないと凍えて頭が働かない時がある。
安心のカタチは人それぞれ・時それぞれなら私は私のカタチに触れてみたい。


ひめちゃんがくぴぽに入って今日で2周年らしい。
ひめちゃんをハッピーにする事が私のハッピーやくぴぽ全員のハッピーに繋がる気がしてならない。
彼女は地下アイドルなんていう枠組みでは収まらないぐらいの数の人をハッピーにする才能を秘めているので、もっと自分がハッピーになる事に貪欲になるべきだ。
特にライブではもっと調子に乗ってほしい。ライブに対してもっとナメてかかった方が良い。世界は君を中心に回っている。
普段はそれですぐまきちゃんに怒られているが、君にとって唯一調子に乗っても許される場所はステージなのだから。
歌もダンスも下手だけど、私は彼女の調子に乗ってる時の無邪気で少し意地悪な顔と自然に歌うあの声が本当に好きだ。
特に私が彼女の1番好きなところは「それめっちゃ可愛いやん」「今日すごい良かったよ」って言ったら「えー!?うれしい~♡♡♡」と心から喜んでくれるところだ。
素直に受け取ってくれる子には何度でも言いたくなる。
アイドルには素直に受け取る事ができない子がめちゃくちゃいる。
だから彼女は頭1つ飛び抜けている。
しかしそれが故に地下アイドルには向いていないかもしれない。
だからこそもっと広い世界に一緒に行きたい。行こうね。
彼女をハッピーにする事が私の使命であり、全人類の課題だ。
世界平和はひめちゃんが握っていると言っても過言では無い。
  
2周年おめでとう。
ありがとう。




4/29
そして今日はなだれがくぴぽに入って1周年との事。
新メンバーという立ち位置から徐々にグループのエースに成りつつある事に本人は気付いているのだろうか。
恐らく本人は否定するだろうが、まきちゃんがそう言ってるのだからそうなのだ。
未だ自意識との闘いの最中である事は確かだ。
ポジティブになれとは死んでも言うつもりは無い。
ただもう少し人を信じてもいいのではないかと思う。
人とは君の事だ。
君とは君を信じてくれる人の事だ。
君のあの笑顔であの言葉であの無邪気さであのライブで心を奪われた人たちがいる以上、君は紛れも無くアイドルなのだから。
自分には何も持ってないと思っているだろうが、君が持ってないものは何も無い。
正直言うと宝の持ち腐れ過ぎてまきちゃんの立場から言うとあとは君の信じる待ちだ。
君の武器は君よりもまきちゃんが世界で1番知っている。
「バカになれ。とことんバカになれ。恥をかけ。とことん恥をかけ。出る前に負けること考えるバカがいるかよ!」
誰の言葉かは調べてほしい。
きっと君の過去と現在と未来が繋がっていく。

1周年おめでとう。
ありがとう。





4/30
逃げるように眠った。
産まれた時から睡眠はいつも私の隣にいて守ってくれる。
彼女に抱きしめられた後、私はあなたが誰かも忘れて、寝ぼけまなこで生活に戻っていく。
あなたの名前を知った時、恋も終わり、愛も終わり、命も終わるのだと思う。


傷付く表現を求めてるのかもしれないと思って昔のプレイリストを遡る。
「彼女は愛されてるが故に死ぬ事ができなかった」という歌詞を付けた『ふたご座』という歌を昔作った事がある。
いつか売れたらリリースしたいと思っている。
山田詠美さんが書いた風葬の教室という話を読んでほしい。
私のバイブルと言っても良いと思う。
愛されるが故の絶望は愛されない絶望より深い。
それでも私は愚かな事にもっともっと愛されたいと思う。
後ろを振り返ると謙虚になれるかもしれないが、今この加速を止めると全ての心臓が止まってしまうかもしれない。


コロナウイルスで世界中が歴史的な絶望に満たされそうになっていたあの時、私は遥か昔の平成時代から絶望の極楽湯に浸っていたので恥ずかしながら何も感じる事ができなかった。
不謹慎で申し訳ないけどそれぐらいじゃないとバランスがおかしいとさえまで思っていた。
その湯舟は何処の国へも行けたが、この部屋からは連れ出してくれなかった。
唯一抜け出せる方法はスケジュールに支配され強制される事だ。
手紙に切手を貼らなきゃいけないように煩わしさが郵便局で美しい切手を買ったあの時を映して心を踊らせる事もある。
あぁ情けない。


新しい例の占い番組を観る。
めちゃくちゃハマってしまってる。
相対性理論が主題歌じゃ無かったら絶対見てなかったのに悔しい。
占い師が「自分の事だと病むから人の為に生きろ」と言っていた。
分かってるよ。何も無い私にはそれしか生きていく術は無いんだよ。


購読してるメルマガからDDTという存在を知り動画で観て衝撃を受ける。
そういえばと昔勧められたWWEという存在を思い出し、色々と関連動画を見まくる。
完全にプロレスにハマってしまう。




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1回目はご祝儀と思ってましたが2回目も変わらずの人数の方々にサポート頂けて本当にありがとうございました。
♡も本当に嬉しくて励みになります。ありがとう。
まきちゃん、何とか生きています。
皆さまに頂いたサポートで最近汁無し坦々麺と麻婆豆腐丼に専らハマっております(ちなみに辛いものは苦手です)。
1日1食なのでその1食が今の生活の唯一の楽しみで無論失敗は許されずいつも同じモノを食べてしまいます。でも美味しいんです。あぁ幸せ。

先日のネットサイン会ありがとうございました。
メンバー手作りの布マスクはいかがでしたでしょうか?(まだ届いてない人ごめんね、リモートしたひめちゃんの分を回収したらすぐ送ります)
せっかくこんなご時世に音楽以外でお客さんに買って貰うものだからメンバー一同ちゃんと頑張ったものを届けたいなと思い布マスクを作る事を思い付きました(本当は3月に考えてたんですが色んな事情があり出すのが遅れました)。
私はくぴぽでお客さんとこういうストーリーを共有して応援して頂きたいなと今は思って活動しています。
「くぴぽは変わった」という心無い意見もありますが、そりゃ変わりますよ。
状況が変わっていく中、「メンバーが何かを頑張って、お客さんに応援してもらって、それが自信になって成長していく。」ささやかながらこういうストーリーはずっと共有できたらなと思っているので、やり方や方向性は変われどその気持ちは変わらずにやっていきたいと思っています。
私のお客さんに対する考えもメンバーに対する考えもアイドルとしての考えも運営としての考えも1日1日変わっていってます。
成長させてくれてありがとう。
まぁそういう訳で(どういう訳)、今週中には皆さんに喜んで頂けるお知らせができるかと思います。
楽しみに待っててね。

拙いながらも少しずつ文章を書くコツみたいなものが掴めてきたような気がします。
内容はこんな感じですが書いててとっても楽しいです。
何となくもうちょっと続けれそうな気がするので好きだと言ってもらえる分はこれからもまだまだ続けたいと思います。
感想もよかったら教えてください。励みになります。
少しでも私のnoteを楽しんで頂けましたら良かったらサポートや♡よろしくお願いします。
読んでくれてありがとう。
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