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断定するのが苦手すぎる。

会議で「言い切ってくれないと聞いてて不安になる」と言われたのだけど、言い切る、断定するっていうのがほんと苦手でできない。

すでに起こっている事実を述べるとか、明らかに誰でもか一般常識と思うような内容を述べるとか、そういうのであればともかく、たいていのことは不確かで、変わるかもしれなくて、そんな中で断定できることって何があるんだろうと思う。

たとえば、業務報告だとかレビューだとかのとき。
計画として書いてるけど絶対そうなるかはわからないし、改善させるつもりでいるけど改善するかはわからない。それなのに、その計画でできます、とか、改善します、とか言えない。
それは単に絶対はないという話ではなくて、そもそも計画として無理があるなとか思いながら書いてたりするからっていうのもあるけど。

でも自分のことでさえ不確定不明確で絶対とか言えないのに、ほかの人とか状況とか関わってくる中で断定って難しくない?

自分ひとりでできそうなことを計画して、その計画をいうのでさえ、絶対そのとおりにできるとか自信持って言えない。
わかりやすく計画立ててるけどすべてがうまくいくとは言えないわけで。遅れたり失敗するかもしれないし、途中で予定を変えるかもしれない。
それが、チームで複数人で進めることなら、ますます計画どおりにいくかなんてわからない。

それなのに、自信持ってこの計画でできると言わないと、って言われても、どうやってできるって自身を持てばよいのだ、どのように確実性を高めたらいいのだと思う。

自分のことだって、何かができるかどうかってだけでなく、何を考えているか何がいいと思うかもあやふやだなぁと思ったりする。
譲れないところはあったりするけど、それ以外はその都度変わったりすることもある。以前このように感じた、という事実があればそれは確定だけど、今後も同じような場面で同じように感じるかはわからない。

基本的な考え方とか感じ方とかはそんなにぶれない気もするけど、どんな場面でどんな行動取るかとかどう思うかとか、相手や状況によって変わったりするものだ。
絶対こうだ、とか言えないと思う。

すでに起こった事実とか、それについてどう考えたかどう感じたか、っていうのは確定されたことだけど、そういう過去のことだけが断定で話せるように思う。
でもなんなら、事実なら断定できるといっても、それも自分の目に見えている事実なだけで、ほかの人から見たらどうなのかはわからないんだよなぁとも思う。

ほんとに自信を持って確定したものなのとして断定で話すわけでなくて、伝えるときのテクニックとして、意思とか自信とかを示すような言葉として断定する意味はわかるのだけど。

それでもやっぱり苦手で、なかなか言い切ることができないんだよなぁ。
せいぜい、そういう計画です、そのように考えています、くらいの言い方でごまかしてしまう。
それでさえもまだましと言われるくらい普段断定言い切りができていないので、もう少し改善したいとは思う。

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