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だから問いっておもしろいんだな。

この記事を読んで、以前なかなかやめたいことがやめられないという話をしていたときに、聞かれたことを思い出した。


そのときは
「それ、何かいいことあるの?」
って聞かれたんだった。

あまりないなぁと思って、よくないことの方が多いんだよな、って思って、だからやめた方がいいと思っているのになんでなかなかやめられないんだろうな、って思って。
「いいこと」って言われて、いくつか浮かんだのだけど、自信もって言える気はしなかった。(でも浮かんでよかった。思い浮かばなければほんとがーんとなっていたところだった。浮かんだのもこれ微妙だなって思って苦笑いな気分だったけど。)

結局そのときは、やめると思ってやめたんだけど、やめると思いつつまだちょっと未練というか不安というかやめられないかもなぁと思ってしまったときに、その問いかけを思い出してやめれたのだった。

そうだ、何もいいことないんだ、って。
自分ためにならないんだ、って。

「ここで、お酒を飲むことに意味ある?」

先ほどの記事のこの問い、何かやめた方がいいな、っていうときになんにでも使える気がする。

「○○をすることに意味ある?」

意味がないなって思ったら、やめようと思えるだろう。
というかほんとはわかってるのだ、やめた方がいいって。それを後押ししてくれるような、何か理由がほしいだけなのだ。
理由として、「意味がない」「いいことがない」っていうのは大きい気がする。
そして、それを人に言われるのではなく、自分で思うことに意味がある気がする。

自分で思ったようにしか動けないものだから。人に言われて何かしようとしてもなかなか続かない。

だから、そういう、考えさせる、意識を変える問いってすごいなと思う。

よい問いに出会えると、行動が変わるきっかけになる。
考え方が広がったり深まったりもする。

たったひとつの問いで、見える景色が変わってしまったりもする。
よくも悪くも。

問いの力ってすごいし、おもしろい。

それだけの力があるから、気を付けないといけないとも思うけど。
でも気を付けつつうまく使って自分の世界を変えていきたいと思う。

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