がんばりすぎるのは、がんばらないといけないんだってメッセージになってしまう。
部署で今年から管理職になった女性の方がいる。
課長職10名程度で唯一の女性、1番若手。
現在の課長職の方の中で一番1番若いというだけでなく、これまで部署内で課長職についた中で1番若いと思う。
仕事できるし人あたりもよいしコミュニケーションも得意だし、まだ小学生のお子さんいるけど家庭のこともきちんとしてそうで、さらにそんな中でもいろいろ勉強してたりさらっと人より努力してるような人。
本人は、全然できてないこと多くて!って謙虚だし、だからいろんな努力されてるのだと思うけど、側から見たらそういうところも含めて「完璧」ってイメージだと思う。
ちょっと年下の女の子で、
「そんなに完璧でいないとだめなんだって思えてしまってつらい」
って言ってる方がいて。
それはほんとにそう思う。
ちょっと前から、女性リーダー女性管理職を増やそうっていう雰囲気になってきて、ちょうど少し下の後輩くらいからそんな方向を示唆されているようで。
そんなときに、これまでのリーダーや管理職をやっている女性の方が、ほかとは違うくらい何かがんばり続けている方だっていう状態は、期待される方にとってはすごくプレッシャーだと思う。
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私の場合は、自分がそこに続くターゲットになっているとは思っていないので、自分がつらくはならないけども、それでも、それくらいがんばらないとだめなんだろうか、それぐらい完璧になんでもやって努力もしていてそれでやっと認められるんだろうかと考えるとしんどいなぁと感じる。
(というか、そんなのしんどいなと思うから、そこに続くようにがんばって何かしたいとは思えなくて、自分は自分で別のことやろうとするのかも?)
私が若かった頃、部署では女性管理職はいなかったけども女性のチームリーダーなどはいて、その方たちの働き方が大変そうに見えた。
というか今でもそう見える。今だから余計見えるのかもしれないし、無理かかってるのが現れてきたのかもしれない。
単に残業などして多くの業務されている、とかだけでなくて、休んでも連絡きたり内容確認してるのがわかるとか、休日もきっと仕事のこと考えてるんだろうなと思える週明けの仕事っぷりとか。明らかに体調崩してたり戻せてないのに、大丈夫って仕事してるとか。
そんな風にしてまでがんばりたくない、と思ってしまうし、そんな体調崩すくらいまでがんばるのはなぜ?って思ってしまう。
まぁよく言われるように、男性社会に合わせるとそうなってしまうのかもしれないけども。
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あまりにもがんばりすぎているとか、とても完璧だとか、誰もが同じようにはできない状態って、無理がかかると思う。
本人は無理でなくても、そうできない人もそこまではできない人も多いから。
憧れって思って目指したいと思える程度ならいいけど、無理だ、そこまでしたくないってなるのはよくない。
望んで続く人がいなくなってしまうと思う。
だからといって、それくらいがんばっているのがその人にとっては当たり前なのかもしれないし(そもそもがんばってるって意識でないかもしれない)、完璧にしようと思ってそうしてるわけでもないだろうし。
だからそうしてるのがよくないっても言えないから難しいなと思う。
それでもやっぱり、そんなにがんばらないとだめなんだ、そんなにできるようにならないとだめなんだ、って思わせてしまうような、そんなメッセージにとられてしまうようなのはなくなる方がいい。
それはそういう風にがんばっている人でなくて、体制や組織として何かやれることがあるのではないかと思うのだけど。どうすればいいかはわからないけどなんとかしたいところだなと思う。
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